【阪本研究所】 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto

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【英語ヒアリング特訓本】アメリカ英語の「T」の音は5パターン / 英単語力アップ方法 *追加記事あり

学生の頃に「英語ヒアリング特訓本」を買いました。現在は販売されてないです。インターネットが発達していない当時、「発音」に関して詳しく解説されていているのはこの参考書くらいでした。




カセットテープが2本付属していました。ラジカセを持っていないので今は聴くことはできません。


*上の写真は1985年にアルクより刊行された本ですが、新装版(1999年度版)をBOOKOFFで見つけて懐かしい気持ちで購入しました。80円です。CDが2枚付ついています。




*特にこの本の購入をオススメしているわけではありません。もっと良い発音の本やYouTube動画でも英語の発音は学べます。
また、この保は下記のように発音を聞き取るポイントを10個、解説しています。


各母音や子音の1つづつの発音の解説は載っていません。入門ではなく中~上級者向けです。



●英語の音を聞きとる10のポイント


(英語のリズム/弱く発音される音/聞こえなくなる音/なくなる音/ひとつになる音/つながる音/短縮形の音/区別しにくい音/アクセント/イントネーション)


トレーニングは簡単な設問と難しい設問が混じっています。弱く発音される音の設問は難しいです。10のポイントは「イントネーション」から逆順に前へ学習した方がいいかもしれません。




例)here and there 


日本式のカタカナで表記するなら、「ヒアアンドゼア」ですが、実際は「ヘェレェンェァ」と聞こえます。


なぜそう聞こえるか?


・まず、here thereの最後の「e」はマジックEと言って、書いてあるけど発音しません。最初からないものと考えてください。


・hereの「r」と andの「a」が繋がります。raになれば「ラ」の音になりますが、このraのa、つまり、andの「a」が「ə」の発音(シュワー音・あいまい音)になります。
「ア」でない「エ」でもない、寝ぼけたときの出るあいまいな音「ェ」に近いかもしれません。
そうなるので、raの「ラ」が「レェ」の音になります。


and 「d」は、単語の最後のdが、落ちて音がなくなっています。無音です。従って、anだけだと思ってください。元々、andはきっちりとdを発音することな稀で「アンド」ではなく「エン」と発音されます。


・次にthereが「ェァ」になるのも、thereの thの音が、ほとんど落ちてしまって聞こえなくなっています。thereの 「re」の部分が弱く「ェァ」と発音され、「r」があるので少し舌を巻くような感じです。thereの最後のeはマジックEで無音なので、最初からないものと考えてください。




英語の発音は、音が「弱くなる」「つながる」「音が変わる」さらに「音が無くなる」などがあり、日本人には難しいものです。





子音の「t」について


この本に内容と他の資料も併せてアメリカ英語の「T」の音についてまとめてみました。


英語学習の参考になれば幸甚です。






◆ご注意



●カタカナ表記


発音記号ではなく「カタカナ表記」を使用している場合があります。


「英語の発音=カタカナ」ではありません。実際の音を発音記号で確認した上で、Youtubeの英語発音解説動画や英語発音学習用CDなどで正確な音声で聴いて頂きたくお願いします。



●アクセント


「アクセント」は大きな音を出すのではなく、音、音程の高音・低音のうち、高音で発音する感じです。決してそこを声を張り上げて発音するのではありません。


学校では「アクセント」と教えているので、その部を声を大きくする」と勘違いしてしまいます。


「アクセント」ではなく「ストレス」を置くのです。音程を高く発音するイメージです。音量ではなく音程です。


ここで「ストレス」という言葉を聞くと「辛いこと、しんどいこと」をイメージするかもしれませんが、


箸=はし=「は」にストレス。 「端」=はし=「し」にストレス の感じです。





「Tの発音の変化5パターンについて」 



アメリカ英語の「T」の音には5つのパターンがあると言われています。


まず、基本の[t]の発音は、舌の先を上の歯茎につけて息を止め急に出して「トゥッ」の破裂音です。この時、[u] が付かないように気をつけること。「トゥ」は ✖。
英単語の中で「T」がある場合、これを日本語のカタカナのように「ティー」と発音することは絶対にないです。




パターン1


語の頭、又はアクセントのあるTはしっかりと発音する。上記の基本の [t]の発音。
Training TennisなどTが単語の頭の場合。


又は、Certainのように単語の頭でなく単語の中でもTにアクセントがある場合。
これらの場合は、しっかりと上記基本の [t] の発音をする。中学で習う唯一の [t] の発音です。本来英単語だが、日本語のカタカナ「タチツテト」、日本特有の和製英語になっているため、覚えにくい。トレーニング、テニスなど。


Training(ツゥレイニン)Tennis(ツェニス)





パターン2


語尾にTがある場合。上記基本の[t]の発音「トゥッ」を発音するまで持っていきますが、寸前で発音を止める。Tの発音する口の形にはするが、しっかりと最後までは発音しないで舌を急に止める感じです。


語尾にTがあるGood night (グッナイ)。「グッドナイト」とは発音しない。
nightの t が殆ど発音されない状態になります。


また、Goodの d について、なぜdが聞こえなくなるのかは、 t と d は同じ発音系列の仲間であり、t は無声音だが、そのtの有声音が d である為、ほとんど発音されない同じ現象が起こります。従って語尾の d は聞こえなくなります。
よく使用するwhat, cut など語尾がTで終わる単語は数多くありますがtは発音されない現象が起こります。





パターン3


英単語の中、又は文中のT(アクセント無し)は、Dの音になります。基本の [t] の発音がとても弱くなった現象でDの音に聞こえます。日本語の「ラリルレロ」に近い感じになります。
さらに、このDの音が、「L」に近い音になるので、この部分が日本人には、書いてある文字と音が違うので混乱します。T→D→Lに音が変化する。


Meeting(ミーディン)さらに、(ミーリン)に聞こえる場合があります。
Bottle (ボロゥ)さらに、(バロゥ)に聞こえる場合があります。
Little (リルゥ)さらに、(リル)小さい「ゥ」が落ちる場合があります。
Better (ベラァ)
Letter (レラァ)



◆英国人はLetterの語中のtを発音しようとします。「レツァー」のような感じに聞こえます。


また、tが語と語の間にあって、そのtにはアクセントがない場合、tはDに近い音になります。
Check it out.(チェキダゥ) Put it out.(プリダゥ) Put it on (プディドン)
もっと話すスピードが速くなった場合は、Check it out.(チェキラゥ) Put it out.(プリラゥ) Put it on (プリィロン) のように聞こえます。


Tの音の変化で「t→d→l 変化の法則」があります。





パターン4


TがNの前にある場合。Tの音が無くなってNの音だけが残る。但し、このときのNの発音は喉の奥で出す感じ。喉の奥で息を止める感じに近い。息を止めるのでカタカナの「ン」にも近い。


Mountain (マウッン) 語で表示すれば moun’n を発音する感じ。
Curtain (カーウッン)語で表示すれば cur’n を発音する感じ。
Written(リルン)
Certain (サーツン)


上記単語には「Tは無い」単語とイメージして発音すれば近い感じになります。




Mountainを詳しく解説します。


第一段階:-tainを「ティン」と発音。*「テイン」ではない!


第2段階:-tainが「ツゥン」くらいに母音が弱形化します。


第3段階:さらに-tainの母音部分の「ai」が脱落します。*母音脱落
     このとき-tainの「t」が軽い破裂が起こります。


第4段階:そしてさらに、軽い破裂の「t」が破裂しなくなって「n」と同化します。
つまり、「t」がほとんど聞こえないような音になり、母音の少しの音をもっている「n」が、聞こえなくなった「t」の音を助けます。
「t」があるようなないような、、そして「n」が強調されたようになります。


従って、Curtain (カーウッン)Written(リルン)Certain (サーツン)など、最後の
-n「ン」は聞こえる音になります。脱落しません。









パターン5


TがNの後にある場合。Tが無くなる。(Tの脱落)完全に聞こえなくなります。


Winter (ウイナァ) 英単語のwinner(勝者)と同じ音になります。
Internet (イナネッ)殆ど「イナネ」と聞こえます。もっと早い場合は「イヌネ」に聞こえるときがあります。極端な表しかたですが「犬ね」に近いです。


Interview (イナヴュ) (イナヴュー)✖ 伸ばさない
counterpart(カウナパァ)(カウナパァー)✖ 伸ばさない


on that... (オナッ)thが脱落。 in that...(イナッ)
in the morning (イナモーニン)thが脱落。「in a morning」 のように、theが aに聞こえます。the (ザァ)のザが落ちた感じ。





👇 1985年度版アルクの「英語ヒアリング特訓本」です。とても役に立ちました。



*1985年にアルクより刊行された本ですが、新装版(1999年度版)をBOOKOFFで見つけて懐かしい気持ちで購入しました。80円です。CDが2枚付ついています。





この「英語ヒアリング特訓本」に載っているtの発音に関するところは発音記号とカタカナを用いて解説しあるので、発音をイメージしやすいです。


但し、「カタカナ」を鵜呑みにするのではなく、発音記号を確認して実際の音を何回も聴いて確認と練習が必要です。Youtubeなどの動画で発音の仕方を映像や音声で聴けるのでもっと効率よい勉強ができると思います。


この本でした自分の勉強法は、重要と思ったページ、又は、何回読んでも覚えれないページを縮小コピー(B5)し、毎日、胸ポケットに入れて隙間時間を見つけて読んでました。


コツは、コピーしたいページが3ページでも、最初の1ページだけコピーします。コピーするのは1ページと決めるのです。
本は持参しません。そのコピーした1ページを持って、通勤中や休み時間に見ます。途中でコピーが切れているくらいがいいです。間違っても沢山コピーしてはいけません。


2ページ目を読みたい気持ちになったら、しめたものです。家に着いてから、今度は本を読みんで学習します。これで英語の勉強を継続する習慣が着いてきます。次は2ページ目だけを1枚コピーして持ち歩くようにします。










これは 図書館で借りた本をコピーしたもの。タイトルは「英語発音の基礎」です。ページ数は少ない本でしたが、内容は濃く、発音に関して詳細に解説されています。


発音記号は国際音声記号(IPA)が用いられています。かなり古い本なので今はもう出版されていないと思います。


【英語ヒアリング特訓本】の内容の中で、各発音をさらに詳しく解説した本です。


個人的には、この本との組み合わせが発音学習に効果があったと思います。


プラス、実際の発音は、下記のYouTubeの動画を参考にしました。







「TO」についても音が変化


さて、上述でアメリカ英語の「T」の音について説明しましたが、よく使う「TO」についても同様に音が変化します。


*下記カタカナでの音の表記は日本語のカタカナの音とは違います。あくまでも近い音の参考としてください。


1)「トゥ」←一般的な音


2)「タ」


3)「ダ」


4)「ァ」



5)ラ行(ラリルレロ)「t→d→l 変化の法則」*究極の音の変化です。TDLの法則。




want to  ワダァ ➡ ワナァ


上記1)が最終的に上記4)に変化している。「ワダァ」の「ダ」が落ちて、n と t がくっついて「ナァ」になっている。 表記すると「wanna」。


wanted to  ワンテッダ ➡ ワネダ


wantedのtも落ちて、「ワナダ」「ワニダ」のようにも聞こえる。



going to  ゴダァ ➡ ゴナァ


上記1)が最終的に上記4)に変化している。「ゴダァ」の「ダ」が落ちて、gとtがくっついて「ナァ」になっている。 表記すると「gonna」。



I live close to the station.


「クローサァ」➡「クローサァ



To tell you the truth, there's no one to talk to.


 テリュー・・ ノーワン・・トゥクトゥ



最初の「タ」は、話す最初の言葉で、次に続く言葉を早く言うため、上記2)へ変化します。この最初に始まる「タ」を「ダ」と発音することはないです。


2番目の「ダ」は、文中のため、「タ」がさらに変化して「ダ」になっています。最後の「トゥ」は、これ以上言葉が続くことはない最後の toなので音は変化しない。


toの次は単語がないのだからtoの音を変化させる必要もない。




What are you going to do?


ァ ヤ ガナ ドゥ 


「ワリュゴナドゥ」に聞こえる場合もあります。



What の「t」が上記3)の「ダ」の音に変化しています。



究極のラ行(ラリルレロ)への変化、「t→d→l 変化の法則」では「ワリュゴナドゥ?」のように映画などでよくこのような発音がされている。


*「t→d→l 変化の法則」の「l 変化」の「l」は「L(エル)」のことです。つまり、カタカナ音のラ行(ラリルレロ)に近い音です。


「t」➡「d」に変化し➡さらに最終的に「l」に音が変化します。「t→d→l 変化の法則」


letterが「レァ」➡「レァ」➡「レァ」のように。




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中学生の頃、外国人の先生に「先生はどうして早口なの?」と質問したことがります。当時、その先生から発音の変化について、簡単に下記にまとめます。



英語を音の面から大きく2種類に分けることが出来ると教えてくれました。


「内容語」(Contents Words)と「機能語」(Function Words)です。


英単語の音はすべてこの2つ、「内容語」と「機能語」に分けることができる
という考え方です。




◆内容語(Contents Words)とは、


・名詞(Nouns)代名詞も含む。
・動詞(Verbs)
・形容詞(Adjectives)
・否定語(Negatives)


上記の内容語は相手に情報や意味を相手に伝えるために重要な単語なので、絶対に分かるように大きな声ではっきり話さなければならない。


大きな声とは具体的には「内容語」は、特に強調して声を大きく長く発音します。要するに「内容語」は相手に絶対に聞こえるように発音する。考えてみれば当然です。
ここでの「長く」は音を伸ばす感じ。


内容語の中でも名詞は文の最も大事な情報で、これが聴こえなかったら相手は何の話か分かりません。


否定語(no や notなど)が聴こえなかったら、「~でない。」のか、「~である。」のか、相手は分からないし話すこと全体が伝わらない。


形容詞は名詞を飾る役目なので、個人的にはそんなに強調しなくも大丈夫なのではないかと今でも思っています。


大人になって、英語を使う仕事に就いたとき「商品を説明するとき名詞と動詞だけは必ず大きな声で、それと否定語を使うときは特に強調してはっきりと伝わるように。」と先輩からアドバイスを受けました。これは、英会話のベルリッツのビジネスコースに会社負担で通わせてもらっていたとき、イギリス人の先生にも「内容語」「機能語」について同じことを教えてもらいました。




◆機能語(Function Words)とは、


・前置詞(Propositions)
・助動詞(Auxilliary)
・冠詞(Articles)


これらの単語は極論すると話すときどうでもいい音、聞こえなくてもいい音、できるだけ短く、早く、弱く発音する音です。ネイティブは機能語を早く発音するので、日本人には早く聞こえると考えれます。



さて、ここからが難しいのです。強く発音する「内容語」と弱く発音する「機能語」がくっついてしまうので、このあたりが日本人にはわかり難いポイント。


例)If you -  「イフユー」と言ってしまいがちですが、if の i が取れ、f だけになり 、弱い「フ」になって、youの u の部分「ユ」が協調されて、「フ」と「ユ」が合体して、「ヒュウ」のように聞こえます。風がヒューの感じとよく似ています。






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英単語力アップ方法


英語学習の全般に言えることだと思いますが、単語力を増やせば、「ヒアリング」強化にもつながります。知っている単語、覚えてた単語は多ければ多いほどいいです。






接頭辞・接尾辞の意味を覚えて単語力アップ




接頭辞・接尾辞のパターンと意味を学習すると、単語力は飛躍的に向上します。


下記の通り大きく3つのパターンに分けることができます。




接頭辞は、


1)数・大きさ 
2)時間・場所 
3)モノの関係


接尾辞は、


1)「動詞」をつくる 
2)「名詞」をつくる 
3)「形容詞・副詞」をつくる




接頭辞


1) 数・大きさ(大、小、半分など)
uni- mono- (単数)
di- bi- deca- (数字の2、2つ)
multi- macro- mega- (おおきい)
mini- maxi- midi- (小さい)
omni- pan panto- (すべての)
demi- hemi- semi- (半分)


2) 時間・場所(中へ、周り)
pre- fore- pro- proto- ante- (時間的に前、予期)
extra- ex- ultra- (~を超える)
circum- dia- radio- (周り、放射)
super- sur- (超える)
trans-(横切る)
inter- (相互)
astro- cosmo-(天文の)
tele- (遠くへ)


3) モノの関係
re- (再度)
com- con- co- syn- sym- (同じ、同時)
anti- contra- counter (反対)
phil- (愛→哲学)
un- in- non- a- (否定)
mis- (間違って)
a- 前置詞of, onの弱まったもの
manu- ped(i)- (手、足)



接尾辞


1)「動詞」をつくる


-ize 形容詞、名詞について自動詞、他動詞になる。
*さらにtionがついて名詞化 -ization



-ate  ~させる、~する
*さらにtionがついて名詞化 -ation


-fic -fy  ~をつくる、 ~をもたらす
*さらにtionがついて名詞化 -fication



2)「名詞」をつくる


-er, -ee ~する人
-ess -ette / -ine -trix   女性の人、男性の人
-y -ie -ey -ling -en -kin -et  小さい、かわいらしい
-ness -th -hood -ship -dom  主観的なもの(性質・状態)
-ment -al -ade    動作、行為
-ism -ist   主義、従事する人
-ary -arium -arius -ory -ery   関係、所属
-logy -nomy  言葉、習慣、法
-gram -graph -graphy 描かれたもの



3)「形容詞・副詞」をつくる


-like -ly –ish ~のような
-ive -ory ~の性質をもつ
-ous -ose ~の多い、~性の、~に似た
-y +名詞で~の特徴のある、+動詞で副詞に
-ic -ical -ics ~に属する、~に関係する、~の性質の
-al ~の性質をもつ、 ~に関係する
-ful -less  ~に満ちた、~のない
-able -ible  ~できる(他動詞について)
-fold -ple -ce 倍、重 -ceは once, twice, thriceのみ
-ese -ite ~風の、住民 信奉者
-ly -wise 形容詞について副詞 ~の仕方で





接頭辞・接尾辞についてさらに詳しく下記へ解説します。



接頭辞


ad, ac, af, al an, ap, ar, as, at = to, toward, in the direction of –
後ろにつづく文字によって、ad, ac, af,など変化するのでaに注目すること。
概して否定の意味を持つ単語は少なく、a自体にto, toward, in the direction of の意味も持つ。
アルファベットの文字「A」自体に「広がる」という意味を持っています。これが、発展して→「意図・目的・可能性」を意味します。「1つ、一点からの広がり。口を広げる。全体」を意味します。



con, com, col, cor = together, utterly
共に、共同、同時、正のなどの意味を持つ単語が多い。


de = not, separation, down, reversal
down, off away, off,など意味を持つ概してマイナスのイメージ
の単語が多い。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
de-は変化しない。


dis, di, dif = off, away
de-と同じく概してマイナスのイメージの単語が多い。
dis-は変化する。また、de-(下へ)の意味があるがdis-にはない。


ex, e = out
「外へ」「離れて」のイメージ。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
exは変化し、eだけの場合もある。
従ってeで始まる単語はexの可能性もあるので注意。
emotion(感動)= exでありoutを意味し、out+motionで「感動」。
単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。


in, im, il, ir = in, not
「中へ」「~ではない(否定)」のイメージの単語が多い。


ob, oc, of, op,= to, toward, over, against
アルファベットのO自体に「目的」の意味があり、「~の方向へ」「~に向かって」の意味を持つ単語が多い。
但し、ob, oc, of, op,にはtowardとagainstのように真逆の意味もあるので注意。


per = through
「徹底的に」「完全に」のイメージの単語が多い。
perは変化しない。
pre = before
「~の前に」「~に先立って」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。


pro = forward
「前に」「前へ」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。


re = again, back
「再び」「後ろへ」「離れて」「反射」「反復」のイメージの単語が多い。
reは変化しない。


sub = under
「下に」のイメージの単語が多い。
suc, suf, sug, supで始まる単語はsub = underが変化した場合が多い。


trans = over, through, across
「運ぶ」「移す」「送る」のイメージの単語が多い。




接尾辞について


「動詞」をつくる接尾語


-ish = ~にする
publish(出版する)flourish(栄える)
*名詞、形容詞にも-ishで終わる単語もあるので注意。


-ize = ~化させる、~という状態になる、~になる
modernize(現代化する)


-ate = ~させる
isolate(孤立させる)
*名詞、形容詞にも-ateで終わる単語もあるので注意。


-fy = ~させる、~にする、~化する
satisfy, amplify


-en = ~する、~させる
*名詞、形容詞の語尾について「~する」「~させる」の意味になる。
brighten, widen, shorten


-le = 小さいこと、反復の動作を表す
trinkle(きらめく) chuckle(クスクス笑う)


-er =反復の動作を表す
glitter(ピカピカ光る)
*名詞に-erで「~する人」があるので注意。




「形容詞」をつくる接尾語


-tive, -ive = ~することができる、~する
例)inclusive= -that include, that can include


talkative(おしゃべりの) communicative(話好きの)


-ous = ~を引き起こす、~で満ちた
例)dangerous = causing danger, full of danger


envious(ねたみ深い)


-ical = ~的、~に関する
political, technical


-ful =~で満ちた、~を引き起こす
powerful, thankful


-al, -ial=~に関する
artificial(人口の)industrial(産業に)


-able,-ible=~されることができる「可能」と「受け身」の意味をもつ。
例)respectable= -that can be respected


changeable, available, reasonable



-ate ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
passionate(情熱的な) fortunate(幸運に満ちた)


*動詞にも-ateの語尾があるので注意。




-ed = ~を持った、haveの意味がある
例)cool-blooded(冷血の)= having cold blood


talented(才能のある) gifted(才能のある)


-ing =現在分詞の形容詞的用法
動詞が進行形(現在分詞)になって、形容詞として用いる


promising(有望な)accommodating(親切な)


-ly=~のような(態度、性質、様相)
womanly, costly


-ary = ~に関する
customary(習慣の) temporary(一時的な)


-some = ~を生み出す、引き起こす、~好きな、~する傾向がある
quarrelsome(ケンカ好きな)troublesome(問題が多い)


-like =~のような、~らしい
businesslike(事務的な)


-less=~がない、否定を表す
valueless(価値のない)


-ite=意味なし。形容詞でよくある語尾
*名詞で語尾が-iteもあるので注意。


favorite, polite, infinite(無限の)


-ic =~の、~のような、~と関係がある
domestic, economic


-ory ~の性質を帯びた
compulsory(強制的な)satisfactory


-ish =~のような、~の性質を帯びた
childish(子供らしい)
*動詞の語尾に-ish(~にする)があるので注意。


-y = ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
名詞+y
cloudy, bloody


-ine=~の性質を帯びた
feminine(女性の)divine(神聖な)


-ile = ~に関した、~しやすい
juvenile(青少年の), fragile(こわれやすい)


-ique, -esque = ~様式の、スタイルの、~のような
picturesque(写真のような)antique(古代の)


-most = 最も~する
topmost(最上の)utmost(極度の)


-id = 特殊するような意味はなし。形容詞でよくある語尾
stupid, rapid, solid


-ar = ~の、~に関係する
popular, similar


-fold = ~倍の、 ~重の
twofold(2重の)manifold(多種多様の)


-ant, -ent = ~する
expectant(期待している)insolent(横柄な)


-ior = ラテン語の比較を表す
superior, inferior, junior, senior




「名詞」をつくる接尾辞


-ment = 抽象名詞を表す
movement, treatment(待遇)


-cy = 抽象名詞を表す
policy, intimacy(精密さ)


-al = 抽象名詞を表す
approval, arrival, survival


-ry = 抽象名詞を表す
luxury(贅沢)


-ity = 抽象名詞を表す
originality, reality


-ism = 抽象名詞を表す
optimism(楽観主義)pessimism(悲観主義)


-ice = 抽象名詞を表す
service, justice


-age = 抽象名詞を表す
storage, usage


-ness = 抽象名詞を表す
kindness, happiness


-hood= 抽象名詞を表す
childhood(幼少時代)


-ship = 抽象名詞を表す
friendship, scholarship(奨学金)


-or = 抽象名詞を表す
behavior, humor, fever


-ion = 抽象名詞を表す
translation, protection


-ure = 抽象名詞を表す
pressure, failure


-y = 抽象名詞を表す
delivery, harvest, discovery



その他の「名詞」をつくる語尾語


-ry 集合名詞を表す。
machinery(機械類)


-lot 「小さい」を意味する
pamphlet, leaflet


-cracy 政治の形態
democracy, autocracy


-ory 場所
factory, territory




英単語は「接頭辞」+「語根」+「接尾辞」の組み合わせでできています。重要なのは、漢字でいう部首に相当する「語根」です。







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さらに、究極は、アルファベット26文字、それぞれの意味を覚えると、知らない単語に出くわしたとき、推測するのに役立ちます。


「覚える」というより、アルファベットの文字の形から、そのもつ意味をイメージする感じです。


例)X は、この線と線が交わって、「バツ(✖)」の形です。そこから、「交わる」、「固定する」をイメージ、広く想像するようにします。


mix(混ぜる) fix(固定する)





AからZまでの26文字のそれぞれの意味



A : 意図、目的、可能性、(数字の)1


Aは、「広がる」、「広げる」、「1点からの広がり」、「意図」、「目的」、「可能性」、「大らか」「安定」「気品」を表す。




B : 耐える、外にはじく


Bは、「ギリギリまで耐える」、その結果、「そして外からの力を受けて屈する」、「外にはじく」、「破裂する」を表す。
「幼年期」「丸み」「唇」なども表す。




C : 近づく、集まる


Cは、外部のものを内部に向かって「引き寄せる」「集める」「縮める」、その結果「近づく」「集まる」「小さくなる」「固まる」を表す。
「開放」「宇宙」「円周」なども表す。




D : 力が中心に集まる、 気温が下がる


Dは、「力が衰える」そして起点から「離れていく」「遠ざかる」「後退する」「減じる」「下方へ向かう」、その結果「押さえる」「固定する」を表す。
「通過」「変更」なども表す。




E : 合わせる、囲い


Eは、「(外に・横に)広げる」、「(距離・空間が)あく」、結果的に「距離・空間を詰める、合わす」を表す。
「呼吸」「希望」「透明」なども表す。




F : 軽い、速い、先の


Fは、「くっ付く・地につく」という内向の意味、そして「(くっ付いていたものが)が離れて、上に」という「外に向かう」を表す。
「息」「危険」「男性」なども表す。




G : 進む、握る、素晴らしいもの


Gは、大地と光るもの、可愛いもの、喜びを象徴し、動作としては「生じる」「進む」「向かう」という外向の意味と「(力を緩められて)授けられる」「引き寄せられる」「くっ付く」「集まる」という内向の広がりを表す。
「成長」「芽」「大きさ」なども表す。



H : ものすごい力でくっつく、熱、高いもの


Hは、一点に四方八方から「力が加わる」「加える」そしてその結果、「1点にくっ付く」という内向の意味と、1点から四方八方に「力が分かれる」「見えなくなる」「姿を消す」という外向の意味を表す。また、「熱」「高いもの」を象徴する。
「安定」「建築」「桂」なども表す。




I : ぴったり合わせる、分ける


Iは、「ぴったりと合わせる」、「(嚙み合わせて)切る、掘る、えぐる、分ける、分かつ、区別する、細かくする、小さくする」、「1つにする」を表す。
「垂直」「上昇」「喜び」「明るさ」を表す。




J : 力で圧する、勢いよく外に放つ


Jは、「圧力をかける」、「勢いよく動かす」、結果的に「勢いよく飛び出す」、「(鋭く)出ていく」、「(圧力をかけられて)縮む、小さくなる、喜び、光るもの」を表す。
「垂直」「上昇」「明るさ」を表す。




K : 力で守る、刃を向ける


Kは、「同じ種類、性質」、「自分の方に加える」、そして「残す」、「守る」、「何かに情熱をかける」、そのために「他をはねる」、「つき飛ばす」、「止める」、「他を排除する」を表す。
「強さ」「力」「大地」を表す。




L : 伸びる、速く


Lは、「直線状のもの」、「細いもの」「ピーンと張る」という意味と「力が緩む」「自由に動く」「たるむ」「ズレが生じる」「横になびく」を表す。
「液体」「おだやか」も表す。



M : 数が増える


Mは、「楽しみ」「(数・量が)増える」「1つにまとまる」「固める」「威厳」「思慮深さ」を表す。
「水」「振動」「人間的」も表す。




N : 回転する、変わる、ゼロ


Nは、「ゼロ」、「何もない」「無力」「麻痺」「新たに生じさせる」「分かれる」「変える」「境界線」「区切り」を表す。
「内面的」「否定」「誕生」も表す。




O : 目的、外に


Oは、「全体」、「丸いもの」を象徴し、「目的そのもの」を表す。
「おだやかさ」「女性」も表す。



P : 突起状の、前に


Pは、「突起しているもの」、「(前に)押し出す」「進む」「~に納まる」を表す。
「言葉」「大地」「平和」も表す。




Q : 圧する、すばやく動く


Qは、「圧力」を加える、「濃縮する」「小さくする」「分ける」「(他から)逃れる」「求める」を表す。
「賢さ」「受精」も表す。




R : 回転する、 正しい力


Rは、「動いて」「回転する」「渡らせる」、結果的に「元に戻る」「円熟」「正しい方向」を表す。
「力」「怒り」も表す。




S : 進める、 見て分ける


Sは、「(力で)進む」「しみ込む」「外に出す」「中に入る」「加える」「同化する」「眼」「言葉」を表す。
「曲折」「シンボル」「危険」なども表す。




T : 立てようとする、止める


Tは、「音」「時」「起こす」「建てる」「立ち向かう」「反動で動く」を表す。
「大地」「跡」「しるし」なども表す。




U : 足りない、補う


Uは、「消費する」「足りない」「至らない」「障害」「欠陥」「破損」「後」「下方」という意味と、結果的に「補う」を表す。




V : ものすごい力を加える、正当性


Vは、「垂直状のもの」「真実」「価値」「尊さ」「(力で)前に進ませる」「運ぶ」「(力で)揺らす」「はずませる」「外に出す」と表す。
「器」「土」「女らしさ」も表す。




W : 曲げる、 苦労


Wは、「圧力が加わる」「曲がる」「ひねる」「絞る」を意味し、「水」「風」「全体」を表す。





X : 固定する、放つ


Xは、「交わり」「固定する」を表す。




Y : 未熟の


「まだ達していない」「未熟の」を意味する。逆行性として「もたれる」「他」の意味が出てくる。また、「分かれる」を象徴する。




Z  : ジグザグ


Zは、激しく「揺るがす」「たぶらかす」、「1点の位置を定める」を表す。










「ボキャブラリー強化」に参考にした本



👇じっくり読んで、ボキャブラ―を増やそうとする方法としてはいいと思います。
英語の参考書ではないので読書をする感じです。




👇ビートルズの曲を使って重要な聴き取りのコツが解説されています。
*Tの音の変化で「t→d→l 変化の法則」があります。





👇この本の内容は【英語ヒアリング特訓本】に記載されている内容とほとんど同じ。
この本を読むとTの音の変化は理解しやすいと思います。




👇昔懐かしい「英単語連想記憶術」





👇「フォニックス」の面から学習するのも1つの良い方法だと思います。



しかしながら、この「フォニックス」の文字のつづり方と音ルールを覚えても、ルールの例外が非常に多く、すべての単語には当てはまらないのです。


学校の英語教育には定着しない理由かもしれません。




👇 めったに使わない英単語です。



👇 接頭辞+語源+接尾辞の3つに加えて「由来」について合わせて研究すると、深く英単語を理解することができます。





👇YouTubeへアップした動画(パワーポイントのスライドを動画に変換。
テキストは別途存在します。






アルファベットAからZ それぞれの意味+イメージ図 / 阪本研究所 SK laboratory



英単語の構成 ① 語根~接頭辞』について / 阪本研究所 SK laboratory



英単語の構成 ②『接尾辞』について / 阪本研究所 SK laboratory



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