【阪本研究所】 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto

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本レビュー:永田町中国代理人 著者:長尾たかし

永田町中国代理人



この本には「デューデリジェンス(Due Diligence)」に関して少し書かれています。


デューデリジェンス(Due Diligence)とは、投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することを指します。


デューデリジェンスには、組織や財務活動の調査をするビジネス・デューデリジェンス、財務内容などからリスクを把握するファイナンス・デューデリジェンス、定款や登記事項などの法的なものをチェックするリーガル・デューデリジェンスなどがあります。



しかしながら、


生命保険会社出身の著者が書く、日本医療保険制度の不適正利用、偽装留学生などの報告、 高額療養費制度の悪用については興味深いところです。


外国の人が3ヶ月日本に滞在すれば国民保険に加入しなければなりません。それは日本の保険制度が適用されることを意味します。


癌などの高額医療の治療を悪用して、日本に住んでいる家族等が安く癌の治療ができる事例が書かれています。


日本と中国の間でどのような問題があるのか?


著者は日本人としてどのような対策を取らなくてはいけないのか?という問題点を分かりやすく説明しています。




【第1章】 日本の中の中国


日本人が持つ一昔前の中国や中国人のイメージにを変える必要があると著者は訴えます。


中国側の代弁者と言っても過言ではない経済同友会が公表している文章に対して、自民党の首脳部は、いろいろな大人の事情があり、受け止めなければならない国会議員のご事情について説明しています。


現在、世界でも中国の影響力は強力でその戦略もしたたかなものです。


日本の明日の担う研究をしてきた大学の教授などが定年すると中国の大学に高待遇で招かれています。それは、日本で行われてきた研究が全て中国の知的財産となり奪われることになっています。


これには、我々日本側にも問題があります。


現在の日本では、海外への情報漏洩に関する罰する「スパイ防止法」がなく情報がジャジャ漏れ状態になっていうことも問題だと著者は指摘しています。





【第2章】 対中非難決議ができない国


公的資料の問題点で「中国」の文字がない決議案を問題視しています。明らかに中国の問題を明記したいのに現在の日中情勢からことを荒立てたくないと言う理由で、決議案の文面に中国の文字がなく抽象的な文章となっているため、伝わりにくくなっていると著者は指摘しています。


このような中国政府に対しての過剰な配慮がなされているため一向に日中の本当の問題点を議論することができない状況に陥っている。



「デューデリジェンス」

また、この章で「デューデリジェンス」という言葉が出てきます。


デューデリジェンス(Due Diligence)とは、投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することを指します。




デューデリジェンスには、組織や財務活動の調査をするビジネス・デューデリジェンス、財務内容などからリスクを把握するファイナンス・デューデリジェンス、定款や登記事項などの法的なものをチェックするリーガル・デューデリジェンスなどがあります。


今後は、企業に「人権デューデリジェンス」をより強く求める措置やガイドラインが求めらることになります。





【第3章】尖閣で見た日本


この章では、著者がなぜ尖閣諸島に5回もいったのかが説明されています。尖閣諸島は、すでに静かに乗っ取られていると著者は訴えています。





ではなぜこのような問題がすぐに解決しないのか。最大の障壁は官邸と外務省との問題点を詳しく指摘しています。



【第4章】中国を野放しにする日本


この章では、わが国の中国に対する医療保険制度の不適正利用の実態が記載されています。偽装留学生などが悪用してわが国の医療保険制度を使用している実態や中国のビジネスマンが、わが国の高額療養費制度の悪用していることなど、具体的な数字を使ってその根拠を詳しく書いています。



【第5章】国防七校と技術流出


この第5章でもわが国の情報が中国に流出している実態についてへ記載されています。国防七校と呼ばれている東京大学、大阪大学、北海道大学、千葉大学等と北京航空航天大学、北京理工大学、ハルビン工業大学、南京航空航天大学などが共同研究を行ったり、大学間で交流協定を結んでいることが問題だと著者は指摘しています。







【第6章】中国による侵略とジェノサイド


最終章は、チベット支援や南モンゴルでの虐殺と破壊、中国の人権問題や日本の安全保障ついて幅広く記載がされています。


また、中国の台湾侵攻はなぜ6年以内に行うのかそれによって日本はどのような脅威にさらされているのか?また我々日本人はどのような対策を立てれば良いのかの問題点も提起しています。






【いっせいチャンネル】長尾たかし先生と対談 「チャイナリスクについて」 
畑中いっせい 自民党会派 八尾市議会議員 文教常任委員会、大阪環境施設組合議員 大阪府八尾市恩智中町2丁目244−102



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