小さな駄菓子屋さん博物館　大阪市平野区【全興寺】（せんこうじ）内

2023/07/08 12:25

小さな駄菓子屋さん博物館　大阪市平野区【全興寺】（せんこうじ）内

平野町ぐるみ博物館は、大阪市平野区の中心部で、平野本町一帯（旧平野郷）に位置する小規模な博物館の集まりです。この地域はかつて「平野郷」と呼ばれ、江戸時代の大坂夏の陣後に荒廃しましたが、その後復興された町並みが残っており、古い住宅や商店が多く存在しています。

地域の住民が町の魅力を再発見するため、「平野の町づくりを考える会」が中心となり、1993年から個人の住宅や商店を博物館として開放する活動が始まりました。現在では15件ほどの常設館があり、通常は個人の住宅や店舗として使用されていますが、定期的に博物館や資料館として一般公開されることも多いです。

平野町ぐるみ博物館には、さまざまな展示館があります。例えば、「くらしの博物館」展示館（平野郷屋敷内）、ちっこいだんじり館（有田）、刀の博物館（御刀研處真澄庵）、平野映像資料館（染と織・まつや）、自転車屋さん博物館（田川自転車）、幽霊博物館（大念仏寺）、新聞屋さん博物館（小林新聞舗）、くらしの博物館（がんこ平野郷屋敷）、鎮守の森博物館（杭全神社）、小さな駄菓子屋さん博物館（全興寺境内）、和菓子屋さん博物館（平野郷菓梅月堂）、平野の音博物館（全興寺、染と織・まつや、大念仏寺、杭全神社、京政食堂、和風喫茶・くろせ）、郵便局博物館（平野郵便局）、珈琲屋さん博物館（珈琲苑・茶坊主）、へっついさん博物館（京政食堂）、パズル茶屋（門前茶屋おもろ庵・全興寺の門前）などがあります。これらの博物館は、地域振興の一環として展開されています。