高橋神社 (たかはしじんじゃ)奈良市八条5丁目338
高橋神社 (たかはしじんじゃ)奈良市八条5丁目338
栲幡千々姫命を祭神とする式内高橋神社の鎮座地に諸説あり、何れとも断定し難い。『大和志』『神祇志料』明治の「神社明細帳」は八条町の当社を当てている。
明治七年の「神社明細帳」に古老の伝として、この社の旧地は現鎮座地の北約100メートルのところにあったが、永禄年間(1558-69)松永弾正の兵火に焼失、現在地に遷座したという。その後、旧鎮座地から神鏡三面出土、この社の神宝としている。旧幕時代に奈良奉行三浦伊勢守が小祠を建立、田地700歩の徳米を寄付したという。
祭神は以下の2柱である。料理の始祖神とされており、共に高橋臣の氏神である。
磐鹿六雁命 (イワカムツカリノミコト)
栲幡千千姫命(タチハタチヂヒメノミコト)
所在地:奈良県奈良市八条5丁目338