kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:【通関士 過去問スピードマスター 2018年度版】 レビュー その9

レビューの続きです。P126に「郵便物の輸出入通関手続」関税法76条の解説があります。重要度が★3つの内、2つなので普通くらいでしょうか。 76条自体に内容は載っていないので税関のHPで調べる必要があります。郵便で扱うモノが20万円以上か、20万円以下であるかが大きなポイントです。また、関税の納付については、どのような場合に「申告納税方式」、「賦課課税方式」になるのかも覚えておいた方がいいようです。まとめてみると下記の通りです。


(1) 通常通関と郵便通関の違いについて


1. 課税標準となるべき価格が20万円以下
2. 課税標準となるべき価格が20万円以上
  (寄贈物品、無償の貸与品、名宛人において価格などを把握できないものを除く。)


(2) 輸出、輸入の手続きについて(1と2の除外規定の場合:郵便通関)
   *輸出の場合は、1の郵便通関だけとなります。
               (価格が20万円を超えれば通常通関となります。)
   この場合、関税法第67条から第69条、70条から73条、75条は、適用されない。



(3) 賦課課税方式となる郵便通関における納付について


・ 20万円を超える郵便物については、申告納税方式となる。
・ 20万円以下の郵便物については、賦課課税方式となる。


(4)納付方法について


直接納付:関税の税額に相当する金銭に納付書を添えて、日本銀行へ納付。
          *この場合、賦課決定通知書とみなされる。
委託納付:関税の税額に相当する金銭に納付書を添えて、郵便事業株式会社へ交付。
          *この場合、賦課決定通知書とみなされる。


* 「郵便事業株式会社」は、当該交付を受けた日の翌日から起算して11取引日を経過した最初の取引日までに日本銀行に納付しなければならない。
* 委託を受けた際は、税関長に遅滞なく交付を受けた年月日を報告しなければならない。
* 「郵便事業株式会社」は、委託における帳簿を7年間保存しなければならない。
*委託納付を行わなかった場合、是正措置を税関長から求められる。
*「郵便物関税納付前受取り」承認という制度がある。この場合、担保を提供するよう税関長より求められる場合がある。