kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「英語の語源A to Z 」

この本も図書館で借りてきました。普通、このような語源を解説する本や参考書は、その語源の意味を知ることによって英語のボキャブラリーを増やす目的である場合が多いのが一般的です。しかしながら、いくら読んでも面白味がないのです。インド・ヨーロッパ言語の時代からさかのぼって様々な視点から語源を解説しています。解説している内容は非常に高度でこんな薄い本では説明が充分ではないような気がします。



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中学の頃、先生から細かいことはまったく説明することなく、英語を大胆にもたった2種類に分けることが出来ると教えてくれました。




それは、内容語(Contents Words)と機能語(Function Words)です。




英単語はすべてこの2つに分けることができるといものです。




内容語(Contents Words)とは、




名詞(Nouns)代名詞も含む。
動詞(Verbs)
形容詞(Adjectives)
否定語(Negatives)




上記の内容語は相手に情報や意味を伝えるために重要な単語なので、絶対に分かるように大きな声ではっきり話すようにと言われました。




大きな声とは具体的には上記の内容語は、特に強調して声を大きく、長く発音します。要するに内容語は相手に絶対に聞こえるように言う。考えてみれば当然かもしれません。




名詞は文の最も大事な情報で、これが聴こえなかったら相手は何の話か分からない。否定語(noやnotなど)が聴こえなかったら、「~でない。」「~である。」のか相手は分からないし話すこと全体が伝わらない。形容詞は名詞を飾る役目なので、個人的にはそんなに強調しなくも大丈夫なのではないかと今でも思っています。それと動詞を修飾する副詞は内容語には入ってないので、これもそのはっきりした理由を先生に当時、質問するのを忘れました。




大人になって、英語を使う仕事に就いたとき会社の先輩から指示を受けたのは、「名詞と動詞だけは必ず大きな声で、それと否定語を使うときは特に強調してはっきりと伝わるように。」と後にも先にもこれだけした。




さて、機能語(Function Words)とは、




前置詞(Propositions)
助動詞(Auxilliary)
冠詞(Articles)




これらの単語は極論すると話すときどうでもいい言葉で、「できるだけ短く、早く、弱く発音するように。」と言われました。機能語を早く発音するので、「日本人には英語を話す人が早く聞こえるのではないか?」とも言われました。






強く発音する内容語と弱く発音する機能語とくっついてしまうので、このあたりが日本人にはわかり難い点だと教えてもらいました。




例)If you - 「イフユー」と言ってしまえばしまいがちですが、if の
iが取れ、fだけになり、弱い「フ」になって、youのuの部分「ユ」が協調されて、「フ」と「ユ」が合体して、「ヒュウ」のように聞こえます。








ボキャブラリーを増やすことも並行にすれば、「ヒアリング」強化につながります。
特に接頭語・接尾語をパターンと意味を学習すると語彙力は飛躍的に向上します。






接頭語・接尾語については下記の通り大きく3つのパターンに分けることができます。




接頭語は、1)数・大きさ 2)時間・場所 3)モノの関係




接尾語は、1)「動詞」をつくる 2)「名詞」をつくる 3)「形容詞・副詞」をつくる






接頭語
1) 数・大きさ(大、小、半分など)
uni- mono- (単数)
di- bi- deca- (数字の2、2つ)
multi- macro- mega- (おおきい)
mini- maxi- midi- (小さい)
omni- pan panto- (すべての)
demi- hemi- semi- (半分)




2) 時間・場所(中へ、周り)
pre- fore- pro- proto- ante- (時間的に前、予期)
extra- ex- ultra- (~を超える)
circum- dia- radio- (周り、放射)
super- sur- (超える)
trans-(横切る)
inter- (相互)
astro- cosmo-(天文の)
tele- (遠くへ)




3) モノの関係
re- (再度)
com- con- co- syn- sym- (同じ、同時)
anti- contra- counter (反対)
phil- (愛→哲学)
un- in- non- a- (否定)
mis- (間違って)
a- 前置詞of, onの弱まったもの
manu- ped(i)- (手、足)




接尾語




1)「動詞」をつくる




-ize 形容詞、名詞について自動詞、他動詞になる。
*さらにtionがついて名詞化 -ization






-ate  ~させる、~する
*さらにtionがついて名詞化 -ation




-fic -fy  ~をつくる、 ~をもたらす
*さらにtionがついて名詞化 -fication






2)「名詞」をつくる




-er, -ee ~する人
-ess -ette / -ine -trix   女性の人、男性の人
-y -ie -ey -ling -en -kin -et  小さい、かわいらしい
-ness -th -hood -ship -dom  主観的なもの(性質・状態)
-ment -al -ade    動作、行為
-ism -ist   主義、従事する人
-ary -arium -arius -ory -ery   関係、所属
-logy -nomy  言葉、習慣、法
-gram -graph -graphy 描かれたもの






3)「形容詞・副詞」をつくる




-like -ly –ish ~のような
-ive -ory ~の性質をもつ
-ous -ose ~の多い、~性の、~に似た
-y +名詞で~の特徴のある、+動詞で副詞に
-ic -ical -ics ~に属する、~に関係する、~の性質の
-al ~の性質をもつ、 ~に関係する
-ful -less  ~に満ちた、~のない
-able -ible  ~できる(他動詞について)
-fold -ple -ce 倍、重 -ceは once, twice, thriceのみ
-ese -ite ~風の、住民 信奉者
-ly -wise 形容詞について副詞 ~の仕方で








接頭語・接尾語についてさらに詳しく下記へ解説します。






接頭語
ad, ac, af, al an, ap, ar, as, at = to, toward, in the direction of –
後ろにつづく文字によって、ad, ac, af,など変化するのでaに注目すること。
概して否定の意味を持つ単語は少ない。




con, com, col, cor = together, utterly
共に、共同、同時、正のなどの意味を持つ単語が多い。




de = not, separation, down, reversal
down, off away, off,など意味を持つ概してマイナスのイメージ
の単語が多い。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
de-は変化しない。




dis, di, dif = off, away
de-と同じく概してマイナスのイメージの単語が多い。
dis-は変化する。また、de-(下へ)の意味があるがdis-にはない。




ex, e = out
「外へ」「離れて」のイメージ。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
exは変化し、eだけの場合もある。
従ってeで始まる単語はexの可能性もあるので注意。
emotion(感動)= exでありoutを意味し、out+motionで「感動」。
単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。




in, im, il, ir = in, not
「中へ」「~ではない(否定)」のイメージの単語が多い。




ob, oc, of, op,= to, toward, over, against
アルファベットのO自体に「目的」の意味があり、「~の方向へ」「~に向かって」の意味を持つ単語が多い。
但し、ob, oc, of, op,にはtowardとagainstのように真逆の意味もあるので注意。




per = through
「徹底的に」「完全に」のイメージの単語が多い。
perは変化しない。
pre = before
「~の前に」「~に先立って」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。




pro = forward
「前に」「前へ」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。




re = again, back
「再び」「後ろへ」「離れて」「反射」「反復」のイメージの単語が多い。
reは変化しない。




sub = under
「下に」のイメージの単語が多い。
suc, suf, sug, supで始まる単語はsub = underが変化した場合が多い。




trans = over, through, across
「運ぶ」「移す」「送る」のイメージの単語が多い。






接尾語について




「動詞」をつくる接尾語




-ish = ~にする
publish(出版する)flourish(栄える)
*名詞、形容詞にも-ishで終わる単語もあるので注意。




-ize = ~化させる、~という状態になる、~になる
modernize(現代化する)




-ate = ~させる
isolate(孤立させる)
*名詞、形容詞にも-ateで終わる単語もあるので注意。




-fy = ~させる、~にする、~化する
satisfy, amplify




-en = ~する、~させる
*名詞、形容詞の語尾について「~する」「~させる」の意味になる。
brighten, widen, shorten




-le = 小さいこと、反復の動作を表す
trinkle(きらめく) chuckle(クスクス笑う)




-er =反復の動作を表す
glitter(ピカピカ光る)
*名詞に-erで「~する人」があるので注意。




「形容詞」をつくる接尾語




-tive, -ive = ~することができる、~する
例)inclusive= -that include, that can include




talkative(おしゃべりの) communicative(話好きの)




-ous = ~を引き起こす、~で満ちた
例)dangerous = causing danger, full of danger




envious(ねたみ深い)




-ical = ~的、~に関する
political, technical




-ful =~で満ちた、~を引き起こす
powerful, thankful




-al, -ial=~に関する
artificial(人口の)industrial(産業に)




-able,-ible=~されることができる「可能」と「受け身」の意味をもつ。
例)respectable= -that can be respected




changeable, available, reasonable






-ate ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
passionate(情熱的な) fortunate(幸運に満ちた)




*動詞にも-ateの語尾があるので注意。








-ed = ~を持った、haveの意味がある
例)cool-blooded(冷血の)= having cold blood




talented(才能のある) gifted(才能のある)




-ing =現在分詞の形容詞的用法
動詞が進行形(現在分詞)になって、形容詞として用いる




promising(有望な)accommodating(親切な)




-ly=~のような(態度、性質、様相)
womanly, costly




-ary = ~に関する
customary(習慣の) temporary(一時的な)




-some = ~を生み出す、引き起こす、~好きな、~する傾向がある
quarrelsome(ケンカ好きな)troublesome(問題が多い)




-like =~のような、~らしい
businesslike(事務的な)




-less=~がない、否定を表す
valueless(価値のない)




-ite=意味なし。形容詞でよくある語尾
*名詞で語尾が-iteもあるので注意。




favorite, polite, infinite(無限の)




-ic =~の、~のような、~と関係がある
domestic, economic




-ory ~の性質を帯びた
compulsory(強制的な)satisfactory




-ish =~のような、~の性質を帯びた
childish(子供らしい)
*動詞の語尾に-ish(~にする)があるので注意。




-y = ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
名詞+y
cloudy, bloody




-ine=~の性質を帯びた
feminine(女性の)divine(神聖な)




-ile = ~に関した、~しやすい
juvenile(青少年の), fragile(こわれやすい)




-ique, -esque = ~様式の、スタイルの、~のような
picturesque(写真のような)antique(古代の)




-most = 最も~する
topmost(最上の)utmost(極度の)




-id = 特殊するような意味はなし。形容詞でよくある語尾
stupid, rapid, solid




-ar = ~の、~に関係する
popular, similar




-fold = ~倍の、 ~重の
twofold(2重の)manifold(多種多様の)




-ant, -ent = ~する
expectant(期待している)insolent(横柄な)




-ior = ラテン語の比較を表す
superior, inferior, junior, senior








*「名詞」をつくる接尾語




-ment = 抽象名詞を表す
movement, treatment(待遇)




-cy = 抽象名詞を表す
policy, intimacy(精密さ)




-al = 抽象名詞を表す
approval, arrival, survival




-ry = 抽象名詞を表す
luxury(贅沢)




-ity = 抽象名詞を表す
originality, reality




-ism = 抽象名詞を表す
optimism(楽観主義)pessimism(悲観主義)




-ice = 抽象名詞を表す
service, justice




-age = 抽象名詞を表す
storage, usage




-ness = 抽象名詞を表す
kindness, happiness




-hood= 抽象名詞を表す
childhood(幼少時代)




-ship = 抽象名詞を表す
friendship, scholarship(奨学金)




-or = 抽象名詞を表す
behavior, humor, fever




-ion = 抽象名詞を表す
translation, protection




-ure = 抽象名詞を表す
pressure, failure




-y = 抽象名詞を表す
delivery, harvest, discovery






その他の「名詞」をつくる語尾語




-ry 集合名詞を表す。
machinery(機械類)




-lot 「小さい」を意味する
pamphlet, leaflet




-cracy 政治の形態
democracy, autocracy




-ory 場所
factory, territory