kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「英語は発音だ! <西村式>音の構造でロジカルにマスターする英語勉強法」

この本も図書館で借りました。内容は、「英語の意味は発音できまる」という著者の考えから母音、子音のもつ音自体の意味を解説します。これは、以前より著者特有の「アルファベットの文字1つ1つに意味がある」という理論があり、その考えに、この母音、子音の音の意味をのせたものです。しかしながら、著者が説くアルファベットの各文字がもつ意味が分かっていなけれは、この本は何が書いてあるのかさっぱり分からないと思います。例えばb「b」の音の意味を解説し、それをベースに単語breakの音から単語自体の意味の成り立ちを下記のように解説されています。


bを表す音の意味


「発音の仕方と意味」


b「b」はハァーッと吐く息を、閉じた上唇と下唇でしっかり仰え、溜め込みます。吐き出す息は太陽の「光」「熱」「力」「エネルギー」に例えられ、外に出ようとする息を上唇と下唇で遮るので、中に熱がこもり、圧力が高まります。それをグッと耐えるため、比喩的に「膨張する」「ふくらむ」「大きくなる」「耐える」という意味が出てくることになります。


*「b」の音を再度、同じような内容で書いています。


b「b」を発音するとき、上の唇と下の唇を支えにするので、その位置はまさに「受け解止めるところ」「基盤」「基礎」であり、「底」を意味します。つまり、b「b」の音は、ハァーッという吐息を止める力が強ければ強いほど基礎がしっかりし、息を留める礎となるからです。その結果、比喩的に「b」は「土台」「基礎」「礎」のニュアンスを持ちます。


*「b」の元にbreakの音から単語自体の意味の成り立ちを解説しています。



break [bréɪk]


b「太陽」「力」「光」「熱」「はねのける」
br「光と熱を放って育てる」
éɪ「加える」「得る」


*なぜかkの意味は書かれていません。


break [bréɪk]は、「b」が「太陽」「力」「光」「熱」「はねのける」を表し、[br]は「光と熱を放って育てる」[éɪ]は、「加える」「得る」を意味します。[k]でハァーッと吐き出した息と音声を喉の奥で止めるので、結果的にbreak [bréɪk]は「中断する」「壊す」を意味します。喉の奥で出てくる息や音を中断する動きは、日の出によって夜が中断される動きに例えています。



「中断する」「壊す」とは似て非なる意味では?とか、「b」は基本的には破裂音なので息のように一定の方向に流れているものを「中断する」ことは止めることなので、流れを「壊す」=止めるに近い意味?と解釈すべきなのか。。。
かなり想像力???が豊かでないと著者の解説を理解するのは困難です。



この本の内容は下記の通りです。


(注意)なぜか、[d]についてまったく載っていなし、解説されておりません。


著者の他の書籍では、Dの意味は「力を加える→離れていく、下方へ向かう、その結果→ 押さえる、固定する」、音についても、tがdに変化することも書かれてあり、[d]は様々な文字にも関わって重要だと思うのですが。。。。



序章
1. 英語の意味は発音で決まる
2. 英語は腹式呼吸、日本語は胸式呼吸
3. 発音の最小単位から単語の意味を読み取る
4.実は発音の口の開け方にも意味がある


第1章 母音
1. 母音の発音と意味
2. 二重母音の発音と意味
3.長母音の発音と意味
4.長母音+[R] の発音と意味


第2章 子音
1. 子音の発音と意味
2. 比喩的な意味を持つ音



第3章 力の発想法
1. 「力」「圧力」を表す音の意味
2. 「守る」「外へ力を向ける」を表す音の意味


第4章 合成
1. aを表す音の意味
2. bを表す音の意味
3. cを表す音の意味
4. eを表す音の意味
5. fを表す音の意味
6. gを表す音の意味
7. hを表す音の意味
8. iを表す音の意味
9. jを表す音の意味
10. kを表す音の意味
11. lを表す音の意味
12. mを表す音の意味
13. nを表す音の意味
14. oを表す音の意味
15. pを表す音の意味
16. qを表す音の意味
17. rを表す音の意味
18. sを表す音の意味
19. tの音を持つ単語の意味
20. uの音を持つ単語の意味
21. vの音を持つ単語の意味
22. wの音を持つ単語の意味
23. xの音を持つ単語の意味
24. yの音を持つ単語の意味
25. zの音を持つ単語の意味
26. [θ]の世界
27. [ð]の音を持つ単語の意味




この書籍:「英語は発音だ! <西村式>音の構造でロジカルにマスターする英語勉強法」を理解するには、著者から先に出版されているアルファベット26文字の意味を解説した本を読まないと理解できないと思います。


下記の本でアルファベットの持つ意味について解説してそれを理解することで英単語力が飛躍的にアップすると提唱しています。





その本で解説されているアルファベット意味について、こじつけのようなものもありますが、一部を紹介します。


Aについて ;
「広がる」→「意図・目的・可能性」を意味する。1つ、一点からの広がり。口を広げる。全体を意味する。




Bについて ;
「はじく・締め付ける・はねのける」「破滅させる」を意味する。それゆえ、逆行性の意味として「耐える・曲がる・曲げる」の意味が出てくる。




Cについて ;
「力が中心に集まる」「絡める・縮める・1つになる」「冷める」を意味する。




Dについて ;
「力が減じる・離れる・過ぎる・下がる」そして「遠くに向かう」その結果、「他に加わる、くっ付く、固まる」を意味が出てくる。




Eについて ;
「広げる」「合わせる」「合流する」「等しくなる」を意味する。「鋭いもの」「囲い」を象徴する。




Fについて ;
「軽い」「速い」「浮上する」「落ちない」「先の」を表し、逆行性の意味として、上に向かうものをなんとかして「挑む」「下に向ける」「落ち着かせようとする」という二面性がある。




Gについて ;
「進む」「過ぎ去る」「握る」「粉々にする」「灰状にする」「磨く」を意味する。また、「素晴らしいもの」「小さいもの」を意味する。




Hについて ;
「力が一点に集中する」「くっ付く」を意味する。逆行性として「打撃を与える」「四方に分散する」「離れる」という意味が出てくる。激しい力 → 「熱」「上に向かう」を象徴する。




Iについて ;
「ぴったり合わせる」を意味する。逆行性として「切り離す」「切る」「掘る」「えぐる」「分ける」「力をさく」という意味が出てくる。




Jについて ;
「力で圧する」「小さくなる」「つまらない」を意味する。逆行性として「引っ張る」圧力がかかって「勢いよく」という意味が出てくる。また、「光るもの」を象徴する。




Kについて ;
「力で守る」「残す」「威厳をもつ」を意味する。逆行性として「他を跳ね除ける」「刃を向ける」という意味が出てくる。また、「同種類・同性質」「鋭さ」を象徴する。




Lについて ;
「力を入れてピーンと張る」を意味と「力を緩める」その結果、「四方に行き渡る」「ゆっくり動く」「遅れさせる」「力が緩められて自由に動く」という逆行性を意味する。「光」「水」「言語」「細いもの」「水平状のもの」を象徴する。




Mについて ;
「ゼロから数量を増す」「統合させる」そして「姿・形を作る」「固める」「盛り上がる」を意味する。また、「威厳」と「固まる」の意味から「土状のもの」「固まったもの」を象徴する。




Nについて ;
「加わる」、「中に入る」「含める」「隠れる」を意味する。また、「ゼロ」「麻痺」を意味する。




Oについて ;
「目的」「円状のもの」「全体」を意味する。




Pについて ;
「前に押し出す」「前・先・表に出ていく」「突き抜ける」「過ぎる」「目立つ」「際立つ」を意味する。逆行性として、語尾となって「止める」「定める」を意味する。「突起状のもの」を象徴する。




Qについて ;
「圧する」「小さくする」「角を取る」「丸くする」「静める」を意味する。逆行性として「有形無形の圧力から解放される」「求める」を意味する。「質」を象徴する。




Rについて ;
「運ぶ」「動かす」「渡らせる」を意味する。また、「元の位置に戻る」を意味する。「円」「右方向」「正しい」を象徴する。




Sについて ;
「圧する」「進める」「しみ込む」を意味する。逆行性として「力を徐々に緩める」「食い止める」「落ち着かす「納める」とい意味が出てくる。また、「目」を象徴し「見て分ける」「見て調べる」「見て確かめる」「見て区別する」「見て話す」などの意味をもつ。




Tについて ;
「立てようとする」「起こす」「企てる」を意味する。逆行性として語尾で「阻む」「止める」を意味する。また、「姿・形・状態」を象徴する。




Uについて ;
「欠ける」「足りない」「障害」「曖昧な」を意味する。逆行性として「補う」「有効に機能させる」「きちんとさせる」の意味が出てくる。




Vについて ;
「ものすごい力を加える」「回転する」「運ぶ」「伝える」と「なくす」「消える・消す」を意味する。逆行性として「方向を変える」を意味する。また、「垂直方向「正当性」「価値」を象徴する。




Wについて ;
「曲げる」「重ねる」「うねる・くねる」、「まっすぐ進まない」「間違った方向」を意味する。逆行性として「まっすぐさせる」「固める」のを意味する。また、「恐怖」「無駄骨」「波」「水」「風」「道」を象徴し、「苦心」「苦労」なども表す。




Xについて ;
「交わらせる」「固定する」を意味する。逆行性として「外に、放つ」の意味が出てくる。




Yについて ;
「まだ達していない」「未熟の」を意味する。逆行性として「もたれる」「他」の意味が出てくる。また、「分かれる」を象徴する。




Zについて ;
「激しく揺れる」「惑わす」を意味する。逆行性の意味として「固定する」の意味が出てくる。また、「目」「頂点」「ゼロ」を象徴する。




音節(Syllable)自体で意味をもつという考え方があります。「覆う」や「加わる」「壊す」など大きくグループに分けることもできます。




「覆う」の意味をもつ音節



(1)-ol, al 「丸いもの」「1つ」「全体」
(2)oo 「全体の中で1つのもの」
(3)oo「目の玉」
(4)wa「目を開ける」
(5)spe「見る」
(6)vis-「足を運んで見る」
(7)sear, sur 「目で確かめる」
(8)op-, very「見る」「見開く」
(9)-orm, -irm, arm「内側に力を入れる」
(10)-atomos, cir-「円」





「加わる」「重なる」「合流する」の意味をもつ音節



(1) ch 「固まる」「くっつく」
(2) cl「くっつく」
(3) sh「形」「一個所に集中する」
(4) gl-「光る」「氷」
(5) -ght 「力」
(6) wr「くねらす」
(7) -aw「鋭いもの」「服従させるもの」
(8) gri-「握って粉々にする」
(9) scr-「手で書く」「描く」
(10)sm「縮める」「しわを作る」






「壊す」の意味をもつ音節



(1) bur-, br-, bl 「破壊する」
(2) -lapse「力が緩んですべる」
(3) rupt「障害の方向にもたらす」
(4) mel-, mal-「固まったもの」「暗黒」





「運ぶ」の意味をもつ音節



(1) br-「運んで、外にやる」
(2) dr「離れる」「下に運ぶ」
(3) fr「上がる」
(4) tr「向こうに渡る」
(5) va, vo, voc, vol「運ぶ
(6) -tary, -tory「渡る」



「上に向かう」の意味をもつ音節



(1) ou「ぐるり」を覆う
(2) -ft 「表面が盛り上がる」「上に向かう」
(3) spr「上に伸びる」
(4) ct, elect「まっすぐ」
(5) st「立つ」「建てる」
(6) ture「姿、形」
(7) -tude「はっきり姿を表す」




「下に向かう」の意味をもつ音節



(1)-ll 「全体」
(2)-cline「くっついたものが傾く」
(3)der「下に向かう」
(4)de, di「離れる」
(5)-ow「下へ向かう」
(6)sub「全体を下へ」
(7)dr「落ちる」




「留まる」の意味をもつ音節



(1) bl-「光を止める」「黒」
(2) ki-, ke-「守る」
(3) -ck「力を一点に集める」
(4) -ke「囲う」
(5) st「じっとしている」
(6) -and「存在する」「広がる」
(7) -ary, try「範囲」「場所」
(8) -it, mit「1つになる」
(9) -ceive, cept「受け取る」
(10)-fect, -fact「力を合わせたもの」
(11)-tain「中に入れる」「含む」
(12)cust, cost「ちゃんとする」
(13)hab, hob「自ら所有する」
(14)hal-「放出する」
(15)-dge, ledge「端」「角」
(16)-tch「留めてくっつける」
(17)-ble「力で固める」「できる」
(18)-cle「緩んだものを固める」
(19)-dle「固める」
(20)-fle「ふくれ上がる」
(21)-gle「混ぜる」
(22)-ple「分かれる」
(23)-tle「力が緩んで立つ」




*こじつけでもなんでもいいから、とにかく覚え難い単語を短期間に頭に入れたい、または、知らない単語を見たとき(普通は文脈から判断しますが。。)、なんとか意味を推測したい、という程度の目的であれば、この本「英単語力が13時間で130倍にふくれあがる本」は役に立つかもしれません。


中学・高校で学習する英単語の接頭語・接尾語を知っていれ英単語力はさらに膨れあがると思います。一部を載せます。



*接頭語 (① 数、大きさ ② 時間・場所 ③ ものの関係)


*接尾語 (① 名詞をつくる ② 形容詞・副詞をつくる ③ 動詞をつくる)






接頭語(1) 数、大きさ(大、小、半分)




uni- mono-  単数  1つ
di- bi- deca-  2つ
multi- macro- mega-  大きい、数多く
mini- maxi - midi-  小さい
omni- pan- panto-  すべての
demi- hemi- semi-  半分




接頭語(2) 時間、場所 (中へ、周り)




pre- fore- pro- proto- ante-    時間的に前、以前、予期
extra- ex- ultra-  ~を超える
circum- dia- radio-  周り、放射
super- sur-   超える
trans- inter-  横切る、相互
astro- cosmo-  天文の
tele-    遠くへ




接頭語(3) ものの関係




re- 再度
com- con- co- syn- stm- 同じ、同時
anti- contra- counter- 反対
phil(o)-  愛→哲学
un- in- non- a-  否定
mis-  間違って
manu- ped(i)- 手、足
a- 前置詞on,ofが弱まったもの  副詞onが弱まったもの(alive, abedなど)




接尾語(1) 名詞をつくる




-er –ee  ~する人 (男女関係なし)
-ess -ette / –ine -trix  女性 / 男性
-y -ie –ey -ling –en -kin –et  小さい 可愛らしい
- ness -th –hood -ship –dom  主観たるもの(性質、状態)
-ment -al –ade   動作、行為
-ism -ist  主義、従事する人
-ary -arium - arius -ory –ery    関係 所属
-logy -nomy   言葉、習慣、法
-gram -graph -graphy 描かれたもの






接尾語(2) 形容詞・副詞をつくる




-like -ly –ish  ~のような
-ive -ory  ~の性質をもつ
-ous –ose  ~の多い、~性の、~に似た
-y  +名詞で~の特徴のある、  +動詞で副詞
-ic -ical -ics  ~に属する  ~に関係する  ~の性質の
-ful -less   ~に満ちた ~のない
-able -ible  ~できる(他動詞について)
-fold -ple –ce  ~風の  住民 信奉者
-ly -wise  形容詞について副詞  ~の仕方で




接尾語(2) 動詞をつくる




-ize 形容詞、名詞について他動詞、自動詞に
-ate ~させる,~する
-fic -fy ~をつくる  ~をもたらす




この本の前にフォニックスのついても学習しておくと理解が早いと思われます。