【阪本研究所】 SK laboratory 代表 Kazuyoshi Sakamoto

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【ネオコンの残党との最終戦争】蘇る米国の保守主義 渡辺 惣樹

【ネオコンの残党との最終戦争】蘇る米国の保守主義 渡辺 惣樹






当方の事務所、阪本研究所へ著者を招いたときにサインをもらいました👇(2023年2月16日)













下院で過半数を取った共和党、
ツイッターを握ったイーロン・マスク、
左翼教育を糾弾する親たちの運動・・・・・・
バイデン民主党=赤い全体主義者の黄昏!


これから2年、世界と米国は正常化に向け、劇的に変化する。


●目覚めるノンポリ学生/CRT教育に反発する父兄/喜ばしいイーロン・マスクのツイッター買収


●「第二のYouTube」ランブル(Rumble)が見せた勇気/連邦政府を訴えたルイジアナ、ミズーリ州


●顔を晒した「RINO」たちの陥落/ヨーロッパ諸国を目覚めさせたノードストリームの破壊


●結束崩れるEU諸国と見放されるウクライナ/頑張ったカリフォルニア州共和党


●バイデン腐敗一族追求の再開/ウクライナ支援の中止へ



◆目 次
第1章 消えた言論の自由
第2章 自壊する教育組織、目覚める国民
第3章 崩壊するメディア
第4章 露見するバイデン政府官僚の悪行
第5章 戦う共和党への脱皮
第6章 ウクライナ戦争考
第7章 中間選挙後の米国




既にYouTubeの動画で最新情報をフォローしているので、この本に書かれていることをすんなりと理解できました。


 ウクライナの元大使の馬渕氏と同様、著者も本の文章はとても読みやすく、ぜひ、多くの人に読んでもらいたい著書です。


 アメリカの現状を知れば、どんな政治音痴でも民主主義がやばい状態になっていると気づくと思います。それを報道しない米国主要マスメデイア、そしてそれに右習えの日本のNHKをはじめとするマスメディア。


特に印象に残ったのが下記の章です。



第3章 崩壊するメディア


第二のYoutube、ランブル(Rumble)が見せた勇気




日本ではあまり知られていない動画配信サイトにランブルがある。カナダ人の若手実業家クリス・パヴロヴスキによって2013年に創業。本社はカナダとフロリダ州にある。
Goggle社は何らかのアルゴリズムを使ってランブルへのアクセスを難しくしているようだ。
大手ソーシャルメディアが、軒並みバイデン政権の検閲に参加する中でランブルは政府との共謀を拒否した。


「ランブルの経営方針は極めてシンプルです。インターネット上での言論は自由でオープンにする。誰でも、検閲やアルゴリズムによる操作などを恐れずにオンライン上のビデオや主張を視聴する自由があるのです。私たちは表現のプラットフォームを提供するだけなのです。」(本書より抜粋 P104~106)






第6章 ウクライナ戦争考


ロシアの主張を一切考慮しないNATO(米国)P193~


NATOは北大西洋条約機構のことであるが、”米国”として読むとウクライナ戦争に関しては理解が早い。


この戦争についてポイントは下記の通り。


1.米国と欧州はウクライナを支援している。しかし、平和を実現するためではないく、モスクワと戦うウクライナ人が最後の一人になるまで、ゼレンスキー政府を支援する予定。


2.米国と欧州は、キ―ウに豊富な武器を提供し、モスクワに耐え難い経済制裁を科している。しかし、それはウクライナ戦争を長引かせることになっている。最も憂慮すべきことは、ウクライナ国民が最も必要としている平和を、米国と欧州は進めていない。
「アメリカはウクライナ戦争の外交的解決(=停戦)を邪魔したい」だけ。


3.戦争が長引けば長引くほど、死者数が増え破壊の程度は高まる。しかし、米国と欧州は平和支援をしていない。ワシントンは、ウクライナ指導部が平和のための妥協案を検討するのを思いとどまらせよう努力する。


4.戦闘資金の援助は戦いを長引かせる。米国と欧州は、結果としてウクライナ人がロシアと永遠に戦えるようにする。


5.戦争によって荒廃しているのはウクライナ。現在進行中の紛争を止める必要があるのはウクライナ人だ。確かにロシアはウクライナ侵略の全責任を負っている。しかし、米国と欧州の政府は、ウクライナ戦争を引き起こした責任を共有している。米国と欧州の私利私欲と偽善のために、世界は今、高い代償を払っている。





先に著者の下記本を読むと、今回の本「ネオコンの残党との最終戦争」がよりいっそう理解が深まると思います。


コールダー・ウォー: ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争 マリン カツサ (著), Marin Katusa (原著), 渡辺 惣樹 (翻訳)



ネオコンとは?


そもそもこの本で使われる「ネオコン」とは。。。


「Neoconservatism」の直訳として「新保守主義」が使用されている。この言葉は形容矛盾であるが、元祖ネオコン思想家の一人であるノーマン・ポドレツによれば、「ネオコンは元来左翼でリベラルな人々が保守に転向したからネオなのだ」として、伝統主義などを提唱する旧来の保守派である。



「新保守主義」とは?


旧来の保守主義とは異なる保守主義を示す概念
アメリカ合衆国における新保守主義は、政治イデオロギーの1つで、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し、武力介入も辞さない思想。1970年代以降に米国において民主党のリベラルタカ派から独自の発展をした。それまで民主党支持者や党員だったが、以降に共和党支持に転向して共和党のタカ派外交政策姿勢に非常に大きな影響を与えている。







著者:渡辺 惣樹(わたなべそうき)


日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。


著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(以上、草思社)、『アメリカ民主党の欺瞞2020-2024』(PHP研究所)、『英国の闇チャーチル』『公文書が明かすアメリカの巨悪』『世界史を狂わせた女たち』『教科書に書けないグローバリストの近現代史(共著)』(以上、ビジネス社)など。訳書にハーバート・フーバー『裏切られた自由(上・下)』、スティーブン・キンザー『ダレス兄弟』(以上、草思社)など。



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【そうきチャンネル】反NATOデモ ウクライナ戦争の真相 日米近現代史研究家 渡辺 惣樹(わたなべ そうき)



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