百濟寺跡 百濟王神社(くだらおうじんじゃ)大阪府枚方市中宮西之町
百濟王神社(くだらおうじんじゃ)は、大阪府枚方市中宮西之町にある神社。旧社格は村社。百済王氏の祖霊を祭る神社。
◆祭神
百濟国王
進雄命(江戸時代までは牛頭天王)
百済滅亡後、日本に残留した百済王族・善光(禅広)は朝廷から百済王(くだらのこにきし)の姓を賜り、その曾孫である百済王敬福は陸奥守に任ぜられ、749年陸奥国小田郡で黄金900両を発見して朝廷に献じた。功によって敬福は従三位宮内卿・河内守に任じられ、百済王氏の居館を難波から河内に移した。当地には氏寺として百済寺、氏神として百済王神社が造営された。その子の南典が死去した時、朝廷は百済王の祀廟を建立させた。
数度の火災により百済寺・百済王神社は次第に衰退した。後に奈良の興福寺の支配下に入り、再興が図られた。現在の本殿は、興福寺と関係が深い春日大社の本殿を移築したもの。
◆所在地
大阪府枚方市中宮西之町1-68
交通アクセス
最寄駅:京阪交野線宮之阪駅下車後、徒歩約10分
最寄バス停:京阪本線枚方市駅より京阪バスでバス停「中宮病院前」下車後、西へ100m
周辺
百済寺跡 - 神社に隣接しており、特別史跡に指定されている。
百濟寺跡 百濟王神社(くだらおうじんじゃ)大阪府枚方市中宮西之町
日米近現代史研究家 渡辺 惣樹先生👇
今回は日米近現代史研究家の渡辺 惣樹先生に同伴させて頂き、古墳や神社にまつわる歴史について解説頂きました。