kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』

この本も図書館で借りました。著者はなんと満点の990点を25回以上も取り続けるという恐るべき人。ここまでくるとTOEICを受ける行為も含めTOEICそのものが好きなんだろうと思います。また、著者は自分の英語能力について、TOEICはリーデイングとリスニングのテストなので、英会話が流暢なわけではありませんと正直に本の中で話されています。確かにその通りだと思いますが、TOEICでもこのくらいのスコアがあれば仕事上で英文の書類を読んだり取引先とメールするにおいては何の問題もないと思います。
著者の数々の経験から知っておいて価値あるポイントがたくさん書かれています。また、この本の内容は、2106年以降のTOEIC出題形式の変更に対応しています。



・TOEICはメール読み書き能力(英語によるビジネスコミュニケーション能力)
・ジーニアス大辞典、電子辞書の利用
・三日坊主→300日/年 反復すること!
・ヒアリング:聞き流し✖ 時間かかっても文の構造や単語の意味を調べる
・「まっいっか」の呪文
・音読・英作文の重要性 覚えるための器官は多い方が有利
・選択肢は「◎〇△×」ではなく「〇×××」
・ひっかけは少ない。疑って深読みするのは時間の無駄
(但し、公式問題集ではなく一般のTOEICの問題集はなぜかひっかけ問題が多い。)
・貿易摩擦、株式、環境問題など「大きめの」「抽象的な」ビジネスの話は出ない!
・新聞ではローカル面、求人、社会面の話題が多い
・大企業ではなく中小企業でよくある話題、「小さめ」のビジネスに関する話題
・カジュアルな話題×、スポーツ、釣り、趣味的な話題×。(流行的なことを知っていないと解答できないような問題は出ない。)
・TOEICはビジネス初歩のリテラシー(読解記述能力)を問うテスト
・1日10個の単語完全暗記よりも1日100単語の不完全暗記を!
・単語は話し言葉よりも書き言葉 put off ➡ postpone make ➡ produce manufacture buy ➡ purchase, consume say ➡ tell, remark, state
・時事、金融、裁判などの専門用語は× ネガティブ単語× 出ない!
・ことわざ、言い回し系の表現× 出ない!
・fast-first, staff – stuff 非常に難しい母音の聞き分けは出ない!
・あいまいな母音とその舌をまるめたバージョンの2つは聞き分けることができるように!
・スペルは無理に覚えてなくてもOK!(necessary necessaryか、achive achieveか)
・英英辞典は利用すること。問題文に出した表現を言い換えて選択肢の文に使っているため
・文法は高校英語でOK。但し徹底的に勉強し覚えること!
・文法は7分野 1)4品詞とその用法 2)動詞の用法 3)文と節と句
4)自動詞と他動詞 5)関係詞 6)不定詞 7) 仮定法
・品詞は言葉(単語)の理解:名詞、動詞、形容詞、副詞の違い
・関係詞は名詞をより詳しく説明するもの
・不定詞はToを使って動詞を名詞や形容詞、副詞に変身させる方法
・文と節と句の理解
・冠詞の知識よりボキャブラリーと文の基本構造に関する知識
・仮定法は、Should-、仮定法現在のこの2つのパターンが多い
・仮定法は細かい知識は不要。
・リスニング問題:2016年からTOEICがリニューアルされ、4ヶ国のネイテイブになった。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストリア。公式問題集もこの4つに振り分けられれている。今までのようにアメリカ系の発音の学習だけではダメ。
・単語1つにつき母音1個しか聞こえない!アクセントがある母音だけ聞こえる。
・LとRを聞き分ける問題はでない!
・リスニングではNotを問う問題は出ない!「メニューに記載されていたのはどれ?」〇、「メニューに記載されていなかったのはどれ?」×。照合しないと解けない問題は出ない!
・リーデイングではNotを問う問題は出題されます。
・抽象的なことを問う問題は出ない!「話し手は〇〇〇について何と言ってますか?」〇、
「話し手は〇〇〇についてどういう意見を持っていますか?」×。
・一度提示された情報はひっくり返らない!
・知らない単語をつい答えに選ぶのは×
・4つの中に明らかに難しい単語が入っていたらたぶんダミー!(つまり、それは正解の答えではない)
・写真問題:写真細部の観察は不要! 何が(誰が)どのような状態か?
・言い換えが基本。写真ではmotorbike➡ナレーションはvehicle
・具体的な単語より大きな意味での単語 dove よりbird、 appleよりfruit
・個別の状態より全体の状況を考えること。(このとき文法は大事。)現在形の受け身、現在完了の受け身の表現が多い。The table is being set. The table has been set.
・リーデイング:短文穴埋めは、品詞、語法、文法を問う問題で、大部分は品詞を問う問題。出題パターンは、1)空欄の前後をみて一発でわかるもの 2)文の内容を踏まえないと答えを導きだせないもの。大きくこの2つのパターンに分かれる。
・長文問題は時制が高い確率で出題される




個人的には次の2つが気に入りました。


「一度提示された情報はひっくりかえらない!」


リスニングパートで、ある情報が直前で否定されない限り、一度提示された情報は最後までその提示された内容で継続する。つまり、終盤になって取り消したり修正することはない。



「知らない単語をつい答えに選ぶのは愚策!」


ボキャブラリーを問うタイプの問題で、(A)(B)(C)(D)の4つの選択肢の中から正解を1つ選びますが、TOEICでは、「◎〇△×」はない。必ず「〇✖✖✖」。4つの中で知らない単語があった場合、心理的にそれを答えとして選択しがちになる。これはTOEICでは間違った判断になる場合が多い。




この本は過去にTOEICを何度か受けてなかなかスコアが上がらない人が読めばよく理解できると思います。これからTOEIC受けようとする人でも読む価値は大いにあると思います。