kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「英文法の楽園 - 日本人の知らない105の秘密 」

この本も図書館で借りました。英文法の解説書とは違い、現在形・過去形・現在完了形・・・と順番に文法を解説していくのではなく、英文法や語法に関する読者からの素朴な疑問に答えながら解説をする形式になっています。1つの疑問について見開きの2パージで完結に説明しています。それが1から105個まであります。エッセイのような軽い感じでとても読みやすです。


・I supposeは確信のなさと疑いをほのめかす表現。
・Can you speak Japanese?と聞くとなぜ失礼なのか。
・What do you think of?とHow do you think of?の違い。
・「5個で400円」や「〜にハマっている」は英語でなんというのか。
・「Would you mind 〜ing」で依頼されてしぶしぶ承諾するときはどんなふうに
  いえばいいのか。
・「believe」と「believe in」の違いについて。


・So much for today.は予想や計画通りにいかなかった不満や失望感を表す。


・give upは「既に持っているものをあきらめる」という意味。I gave up buying a car.とはいえない。「車を買うのをあきらめた」と言いたいときは gave up the idea of buying a car。ideaなら前から持っていたものと解釈できるため。


・「副詞の最上級には定冠詞はつかないが、形容詞の最上級には定冠詞がつく」と中学の英語の授業で覚えましたが、この本の説明によると、定冠詞は「形容詞につく、副詞につかない」というふうに考えるのではなく、「形容詞の後の名詞につくにであって、名詞がこない副詞には当然、定冠詞はつかない」と考えるべきとのこと。


・I must とI have toの違いは、i mustが「自分の意志で決めた義務」を、そして I have to が「周囲の事情によって決められた必然的義務」を表す。I must get up at six.といえば、話者が自分で決めたというニュアンスがあり、I have to get up at six.なら「いかんともしがたい」けれど起きなくちゃならないという自分の意思ではなく他者からの指示や義務的にし「いやいや〜する」ときに使う。


・if 主語 were toは「自由奔放な発想や荒唐無稽な着想を披露する」ときに使う。(What would you do if you were to find one million dollars?) また、if 主語 shouldは「未来の予測できない偶発的な機会や状況を想定する」ときに用いるのであって、授業で教えられたような「万にひとつの」というニュアンスではない。(If you should need any help, please call me.)



などなど。。





この本には載っていませんが、接頭語・接尾語をパターンと意味を学習すると単語を理解する上で大きく役立ちます。



接頭語・接尾語については下記の通り大きく3つのパターンに分けることができます。



接頭語は、1)数・大きさ 2)時間・場所 3)モノの関係



接尾語は、1)「動詞」をつくる 2)「名詞」をつくる 3)「形容詞・副詞」を
つくる




接頭語
1) 数・大きさ(大、小、半分など)
uni- mono- (単数)
di- bi- deca- (数字の2、2つ)
multi- macro- mega- (おおきい)
mini- maxi- midi- (小さい)
omni- pan panto- (すべての)
demi- hemi- semi- (半分)




2) 時間・場所(中へ、周り)
pre- fore- pro- proto- ante- (時間的に前、予期)
extra- ex- ultra- (~を超える)
circum- dia- radio- (周り、放射)
super- sur- (超える)
trans-(横切る)
inter- (相互)
astro- cosmo-(天文の)
tele- (遠くへ)





3) モノの関係
re- (再度)
com- con- co- syn- sym- (同じ、同時)
anti- contra- counter (反対)
phil- (愛→哲学)
un- in- non- a- (否定)
mis- (間違って)
a- 前置詞of, onの弱まったもの
manu- ped(i)- (手、足)






接尾語





1)「動詞」をつくる








-ize 形容詞、名詞について自動詞、他動詞になる。
*さらにtionがついて名詞化 -ization










-ate  ~させる、~する
*さらにtionがついて名詞化 -ation










-fic -fy  ~をつくる、 ~をもたらす
*さらにtionがついて名詞化 -fication
















2)「名詞」をつくる








-er, -ee ~する人
-ess -ette / -ine -trix   女性の人、男性の人
-y -ie -ey -ling -en -kin -et  小さい、かわいらしい
-ness -th -hood -ship -dom  主観的なもの(性質・状態)
-ment -al -ade    動作、行為
-ism -ist   主義、従事する人
-ary -arium -arius -ory -ery   関係、所属
-logy -nomy  言葉、習慣、法
-gram -graph -graphy 描かれたもの










3)「形容詞・副詞」をつくる










-like -ly –ish ~のような
-ive -ory ~の性質をもつ
-ous -ose ~の多い、~性の、~に似た
-y +名詞で~の特徴のある、+動詞で副詞に
-ic -ical -ics ~に属する、~に関係する、~の性質の
-al ~の性質をもつ、 ~に関係する
-ful -less  ~に満ちた、~のない
-able -ible  ~できる(他動詞について)
-fold -ple -ce 倍、重 -ceは once, twice, thriceのみ
-ese -ite ~風の、住民 信奉者
-ly -wise 形容詞について副詞 ~の仕方で










接頭語・接尾語についてさらに詳しく下記へ解説します。












接頭語
ad, ac, af, al an, ap, ar, as, at = to, toward, in the direction of –
後ろにつづく文字によって、ad, ac, af,など変化するのでaに注目すること。
概して否定の意味を持つ単語は少ない。
















con, com, col, cor = together, utterly
共に、共同、同時、正のなどの意味を持つ単語が多い。
















de = not, separation, down, reversal
down, off away, off,など意味を持つ概してマイナスのイメージ
の単語が多い。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
de-は変化しない。
















dis, di, dif = off, away
de-と同じく概してマイナスのイメージの単語が多い。
dis-は変化する。また、de-(下へ)の意味があるがdis-にはない。
















ex, e = out
「外へ」「離れて」のイメージ。単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
exは変化し、eだけの場合もある。
従ってeで始まる単語はexの可能性もあるので注意。
emotion(感動)= exでありoutを意味し、out+motionで「感動」。
単語の意味を強調するutterly意味をもつ場合もある。
















in, im, il, ir = in, not
「中へ」「~ではない(否定)」のイメージの単語が多い。
















ob, oc, of, op,= to, toward, over, against
アルファベットのO自体に「目的」の意味があり、「~の方向へ」「~に向かって」の意味を持つ単語が多い。
但し、ob, oc, of, op,にはtowardとagainstのように真逆の意味もあるので注意。
















per = through
「徹底的に」「完全に」のイメージの単語が多い。
perは変化しない。
pre = before
「~の前に」「~に先立って」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。
















pro = forward
「前に」「前へ」のイメージの単語が多い。
preは変化しない。
















re = again, back
「再び」「後ろへ」「離れて」「反射」「反復」のイメージの単語が多い。
reは変化しない。
















sub = under
「下に」のイメージの単語が多い。
suc, suf, sug, supで始まる単語はsub = underが変化した場合が多い。
















trans = over, through, across
「運ぶ」「移す」「送る」のイメージの単語が多い。
























接尾語について
















「動詞」をつくる接尾語
















-ish = ~にする
publish(出版する)flourish(栄える)
*名詞、形容詞にも-ishで終わる単語もあるので注意。
















-ize = ~化させる、~という状態になる、~になる
modernize(現代化する)
















-ate = ~させる
isolate(孤立させる)
*名詞、形容詞にも-ateで終わる単語もあるので注意。
















-fy = ~させる、~にする、~化する
satisfy, amplify
















-en = ~する、~させる
*名詞、形容詞の語尾について「~する」「~させる」の意味になる。
brighten, widen, shorten
















-le = 小さいこと、反復の動作を表す
trinkle(きらめく) chuckle(クスクス笑う)
















-er =反復の動作を表す
glitter(ピカピカ光る)
*名詞に-erで「~する人」があるので注意。
















「形容詞」をつくる接尾語
















-tive, -ive = ~することができる、~する
例)inclusive= -that include, that can include
















talkative(おしゃべりの) communicative(話好きの)
















-ous = ~を引き起こす、~で満ちた
例)dangerous = causing danger, full of danger
















envious(ねたみ深い)
















-ical = ~的、~に関する
political, technical
















-ful =~で満ちた、~を引き起こす
powerful, thankful
















-al, -ial=~に関する
artificial(人口の)industrial(産業に)
















-able,-ible=~されることができる「可能」と「受け身」の意味をもつ。
例)respectable= -that can be respected
















changeable, available, reasonable
























-ate ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
passionate(情熱的な) fortunate(幸運に満ちた)
















*動詞にも-ateの語尾があるので注意。
































-ed = ~を持った、haveの意味がある
例)cool-blooded(冷血の)= having cold blood
















talented(才能のある) gifted(才能のある)
















-ing =現在分詞の形容詞的用法
動詞が進行形(現在分詞)になって、形容詞として用いる
















promising(有望な)accommodating(親切な)
















-ly=~のような(態度、性質、様相)
womanly, costly
















-ary = ~に関する
customary(習慣の) temporary(一時的な)
















-some = ~を生み出す、引き起こす、~好きな、~する傾向がある
quarrelsome(ケンカ好きな)troublesome(問題が多い)
















-like =~のような、~らしい
businesslike(事務的な)
















-less=~がない、否定を表す
valueless(価値のない)
















-ite=意味なし。形容詞でよくある語尾
*名詞で語尾が-iteもあるので注意。
















favorite, polite, infinite(無限の)
















-ic =~の、~のような、~と関係がある
domestic, economic
















-ory ~の性質を帯びた
compulsory(強制的な)satisfactory
















-ish =~のような、~の性質を帯びた
childish(子供らしい)
*動詞の語尾に-ish(~にする)があるので注意。
















-y = ~でいっぱいの、~の性質を帯びた
名詞+y
cloudy, bloody
















-ine=~の性質を帯びた
feminine(女性の)divine(神聖な)
















-ile = ~に関した、~しやすい
juvenile(青少年の), fragile(こわれやすい)
















-ique, -esque = ~様式の、スタイルの、~のような
picturesque(写真のような)antique(古代の)
















-most = 最も~する
topmost(最上の)utmost(極度の)
















-id = 特殊するような意味はなし。形容詞でよくある語尾
stupid, rapid, solid
















-ar = ~の、~に関係する
popular, similar
















-fold = ~倍の、 ~重の
twofold(2重の)manifold(多種多様の)
















-ant, -ent = ~する
expectant(期待している)insolent(横柄な)










-ior = ラテン語の比較を表す
superior, inferior, junior, senior


















*「名詞」をつくる接尾語









-ment = 抽象名詞を表す
movement, treatment(待遇)









-cy = 抽象名詞を表す
policy, intimacy(精密さ)












-al = 抽象名詞を表す
approval, arrival, survival












-ry = 抽象名詞を表す
luxury(贅沢)










-ity = 抽象名詞を表す
originality, reality








-ism = 抽象名詞を表す
optimism(楽観主義)pessimism(悲観主義)








-ice = 抽象名詞を表す
service, justice







-age = 抽象名詞を表す
storage, usage






-ness = 抽象名詞を表す
kindness, happiness






-hood= 抽象名詞を表す
childhood(幼少時代)







-ship = 抽象名詞を表す
friendship, scholarship(奨学金)






-or = 抽象名詞を表す
behavior, humor, fever






-ion = 抽象名詞を表す
translation, protection






-ure = 抽象名詞を表す
pressure, failure





-y = 抽象名詞を表す
delivery, harvest, discovery






その他の「名詞」をつくる語尾語






-ry 集合名詞を表す。
machinery(機械類)







-lot 「小さい」を意味する
pamphlet, leaflet







-cracy 政治の形態
democracy, autocracy







-ory 場所
factory, territory