kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

【2018年度 通関士 過去問題集】①

通関士試験の問題集において「または(又は)」と「もしくは(若しくは)」がよく出てきます。これは関税法の条項自体に「または(又は)」と「もしくは(若しくは)」が多く使われてるので当然です。


さて、「又は」と「若しくは」の違いについては書籍やネットなどで様々な解説されています。この書籍、【2018年度 通関士 過去問題集】に限定すると、「又は」と「若しくは」が使われる出題文章として下記パターンがよく出てきます。


「公務員であった者が、その在職中に請託を受けて職務上不正な行為をしたことまたは相当の行為をしなかったことに関し、賄賂を収受し、またはその要求若しくは約束をしたときは、5年以下の懲役に処する。」


目立つように下線と太字にします。



公務員であった者が、その在職中に請託を受けて職務上不正な行為をしたことまたは相当の行為をしなかったことに関し、賄賂を収受し、またはその要求若しくは約束をしたときは、5年以下の懲役に処する。



「または(又は)」は、文章を指すことが多く、関税法の法令に関して同じ種類の中で「AまたはB」のどちらかを指します。大きな内容を指すことが多いです。



「もしくは(若しくは)」は、関税法の法令に関して同じ種類の中で単語、用語など寸前の「語」に対して、「そうでない場合は」「それではない場合は」を意味します。
*「または(又は)」のように、文章を指すのと少し異なります。


但し、一般的には、「丼もの又はうどん若しくはラーメン」のような表記をよく見ます。これが理解するのに分かりやすい例だと思います。


「丼もの又はうどん」は、同じ食べ物の範疇、食物としては同じです。「うどん若しくはラーメン」も同じ食べ物の範疇、食物としては同じです。しかしながら、同じ食べ物の中でさらに麺類になります。つまり、「または(又は)」は同類の中で大きな意味での「どちらか」を指します。「もしくは(若しくは)」は、同類の中で小さな意味での「どちらか」を指します。


【2018年度 通関士 過去問題集】に記載されている出題文章に限定して言えることは、


文章「または(又は)」文章、用語(単語)「もしくは(若しくは)」用語(単語)の順番です。つまり、「または(又は)」が先で、「もしくは(若しくは)」が後です。


同類の中で小さな限定をする「もしくは(若しくは)」が先にきて、同類の中で大きな限定をする「または(又は)」はきません。



「丼もの若しくはうどん又はラーメン」は意味は通じますが違和感があります。



通関士問題集に限定したことなので、一般的なことや他の法令では上記の限りではないと思います。しかしながら、この「または(又は)」と「もしくは(若しくは)」の使われ方の違いを知るだけで正解率が確実に上がります。