kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

レビュー:【通関士完全攻略ガイド 2018年版】その7

内容を理解したので詳しくレビューすることができます。通関業の許可(欠格事由)についてこの本に載っている解説ですが、このような回りくどい導き方をしないで、出題文章に通関業法第6条(欠格事由)となっているので、よほど重い罪をしていないと欠格にはならないので、選択肢の中の語句で最も重い処罰からあてていくのが効果的です。
「(  )に処せられた者であって・・・」となっているので(  )は刑罰関係の名詞しか当てはまりません。①罰金の刑、⑤通告処分、⑧禁錮以上の刑しかないのですが、欠格事由についての刑罰なので、よほどのことがない限り欠格にはならないので、①しかありません。(  )者又は・・・、(  )者であって・・・のパターンも、(  )は
者に係る語句しか当てはまりません。・・・制限された、停止された、禁止された、などの中で、選択肢の中の語句で最も重い処罰からあてるだけです。(最初の文は同じなので、制限された、停止された、禁止された、の動詞部分だけを注目します。)この本の解説では、語句の一般的な絞り込みだけで、あとは、法令の第〇〇条に「~と書いてあります。」です。これは解説ではありません。「この出題形式の場合は、このように解きます。」の解説がこの本は不十分です。



上記で「動詞部分だけを注目します。」と書きましたが、
目の錯覚を利用したトリックが選択肢の中にあります。同じような語句が並んでいる場合、慣れてくると異なっている部分の語句だけを見て選んでしまうことがあります。
下記の例でいえば、動詞部分だけに注目してしまいます。


②通関業務の全部又は一部の停止を受けた
⑥通関業の許可を取り消された
⑦通関業務に従事することを制限された
⑪通関業務に従事することを停止された
⑫通関業務に従事することを禁止された


⑥だけは主語が異なります。これを選んでは間違いです。





👇下記は、通関業の許可で、「変更の届出」です。


この本は通関士試験の解説なので法令の文章に基づいた解説になるのは仕方ないことだと思いますが、例えば、


「通関御者が通関業を(  )場合には、・・・」では、(  )には、名詞の語句は絶対に当てはまりません。そうなると、⑥休止した、⑬廃止した、⑫取り消されたの3つになります。しかしながら、これは通関士試験の問題に限らず一般的な試験でも同じこといですが、語句選択の問題の場合、上記⑥休止した、⑬廃止した、⑫取り消されたのうち、1つだけ異なる語句があります。「⑫取り消された」です。これだけ英文法的に表現すると動詞が「受け身」になっています。「取り消された」後に変更の届出をすることはありません。そうすると、⑥休止した、⑬廃止したの2つしかないのです。普通に考えて、会社には日曜や祭日の休業日はありますが、休止することはないです。また、休止という言葉も使わないのです。残りの通関業者が自ら「廃止した」しかないのです。なので届出をする必要があるのです。