kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

レビュー:【通関士過去問題集 2018年版】その2

レビューの続きです。課税価格の計算問題において、買手から売手へ無償で何かモノを提供した場合、いくら無償であっても、モノ自体には値段(価値や価格)が存在するので、
税関からみれば本来の価格が存在し、課税価格に加算すべきでるという考えは当然であり理解できます。従って、出題文章の中で「無償支給」「無償提供」のい言葉があれば要注意なのですが、「有償支給」「有償での提供」がの場合があることを知りました。買手で80万円のモノを購入して、売手へ提供し、売手から80万円を支払ってもらえば、輸入取引とは別の取引として、輸入取引側の課税価格には加算する必要もなく、課税価格の計算問題においては無視すれば済みます。しかしながら、出題文章で買手が売手へ提供したモノを90万円で購入(入手)し、80万円で売手に提供すれば、売手は10万円得をするわけで、買手が売手に対して10万円の収益(又は利益)を与えたことと同じになります。つまり、値引きしたことと同じになります。本来のモノの価格から値引きした金額が明確になっている場合、値引き前の価格が実際の取引価格になるので、それが課税金額になります。しかしながら、「有償支給」において値段を下げて提供することが実際のビジネスにおいて存在するのでしょうか。有償支給の考え方として、相手がそのモノを入手できないので代わって入手する、又は、相手に価格を上げさせないように材料となるモノを支給するなど、有償で支給する場合、同等金額が基本ではないかと思うのですが。。売った方(支給した方)の買手の会社ではどのような社内損益の処理をするのか気になるところです。通関試験のこの課税価格の問題では、ひねった問題が多く、通常の取引ではめったにないような文章がありますので要注意です。現在のところ、私はほとんどの問題で不正解です。