kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:【通関士スピードテキスト 2018年度版】 レビュー その19

レビューの続きです。「輸入申告」は、何重にも「ひっかけ」が施されていると思ってしまいます。第48回の実際の試験問題をコピーしやってみましたが品目番号を決定する段階で間違ってしまいました。おそらく、知識のある方は出題の「・・・ずわいがにのむき身(Frozen Boiled shelled Snow crabs)」「・・・たらばがにのむき身(Frozen Boiled shelled King crabs)」の文章を読んだ瞬間に、INVOICEの各品目に書かれているshell,
shell on, shell offの違いを察知し、shelledのあるものは、第16類だと正確に判断できるのだと思います。私は巧妙な?3重のわなに簡単にひっかかってしまいました。1つ目は
出題文章にshelledの意味は「むき身」と書いてあるにもかかわらず、shellは殻だから「殻付の」と考えてしまいました。2つ目は、第3類に、「・・冷蔵し・・・殻を除いてあるかないかを問わない。」と明記してあるので、殻をとって「むき身」になっている状態でもこの項に含まれると考えてしまいました。3つ目はINVOICEの品目の英単語とまったく同じ単語が関税表に書かれてあるので、それに違いないと判断してしまいました。これには以前にも罠にかかってしまったことがあります。品目番号をすんなり見つけることが出来る場合は疑ってみた方がいいようです。特に同じ単語が書いてある場合は要注意だと理解しました。


さて、この出題の解答及び解説を下記のHPで確認しますと、興味深い換算率を使って計算しています。



按分したい費用(¥149200)を INVOICE全体の額(USD29840)で割って、5を出しています。これは、ドル割る日本円なので、ドル分に対する日本円の割合です。5円/USD。


これを、なんと為替レート102円に足しています。102円も正確には、ドル割る日本円なので、ドル分に対する日本円の割合です。つまり、102円/USDです。


5円/USDも102円/USDも同じ条件で、最終的にマークシートへ解答するのは、課税価格(円)です。


従って、102円+5円で、107円を換算率として使用しています。つまり、107円/USDを使っています。


これは、確かに早い方法です。



私は通常、下記の式を使っています。




        (INVOICE全体の額 X 換算レート) + 按分したい費用
換算率  =       -------------------------------------------------------------------------
                                        INVOICE全体の額



(注意)この書籍【通関士スピードテキスト 2018年度版】の内容はタイトル通り、テキスト(=教科書)です。他の参考書、問題集、他の資格関係の書籍(語学、TOEICなど)と違って、分からなかったときの解答テクニックやコツなどは書かれていません。
他の参考書やネットで調べる必要があります。また、この本で覚えたことを定着させるには問題集を購入しなければなりません。