kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

「ビジネス英会話」 Berlitz

かなり前、大学を卒業後、就職し数年たったときにビジネス英会話の教室へ約1年間通っていたことがあります。ワンツーマン方法で月謝はとても高かった記憶があります。確か1年で100万円くらいだったと思う。当時、仕事では英語を常に使うのですがどうも自分の英会話力に自信がなく基礎からビジネス英語まで勉強したい気持ちで習い始めました。
普通の英会話教室ではなく、先生とマンツーマンで自分が海外へ輸出し販売するセールスマン、先生が相手の会社の人、ある時は自分の上司の役となったりする、いわゆるロールプレイングの学習方式でした。当時の実際の自分の会社での仕事内容を話して、様々な場面を想定してビジネス英語を学習する形でした。


最初の3ヶ月ぐらいは、ビジネス英語の基礎(添付写真の薄い方1冊のテキスト)を使って、輸出・輸入業務、海外の会社との契約、ビジネスで使用される特有の単語、言い回しなど学習しました。この3ヶ月くらい迄はこのテキストで出てくる単語で知らないものはなかったし、自分の日頃の会社での仕事でも使ってるレベルなので楽しく通っていたのを覚えています。


ところが、3ヶ月が過ぎて、基礎のテキストが終了した後、辞書のような太いテキストを渡されました。今後はこれを使って本格的にビジネス英会話を学習していくというものでした。
家に帰ってからこの重たいテキストをさっと全ページをみたところ、当時の自分では4割くらいまったく知らない単語や言い回しがありました。で、さっそくそれらの単語の意味を調べてみたところ、日本語でも一体これはどんな意味?と分からないことばかりでした。


要は、世界の経済・歴史・法律(規制なども含む)等、新聞に載っているようなごく普通の知識しかなかったのでテキストが理解できなかったのです。このテキストを使って海外で製品をプレゼンするときはどのよう言い回しを使えば効果的か、声のトーンやアクセント、また、クレーム時には相手をどのように対応して自分の意見を述べるのか、さらに会社の役員になった場合、会社経営として分社化したり自社株をどのように運営管理するか、投資する場合はどのようなリスクを考慮するのかなど、このテキストをベースにビジネス英会話を学習していくのです。授業の中で自分ならこうする、またはこうしたいという自分自身の意見を英語で説明しなければなりません。そのとき、当然ながらその根拠となる事を説明して相手役の先生を納得させるスタイルの授業でした。自分は1回90分の授業のために2日以上かかってテキスト内容の学習はもちろんですが、様々な本(経済、法律など)を読んで授業に臨んでました。


自分の担当の先生の中でイタリア系アメリカ人の先生がいて、この人の授業のとき商品を売り込むプレゼンテーションのロールプレイをするのですが、こちらが答え難い事や、嫌な質問を意図的にするのでいつも緊張していたのを思い出します。


今思えばあの苦労があってよかったと思います。当時、授業で使っていたテキストが今も使われているのかどうか知りませんが、今も大事にとってあります。当時の内容のテキストなのでメール、インターネットではなくFAX、電話を使う場面が多かったので、今のビジネスマンが見たら内容が古いのでテキストとしては使えないと思います。