kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「サバイバル英文読解」 2/2

1/2の続きです。この本のポイントを箇条書きでまとめてみます。


*英文の中で主張を見抜くには、否定文の後をじっくり読むこと。
*Butの代わりに主張を導く表現:not A. Instead B. not A. Indeed B. not A. Rather B. not only A but also B, not only A. Also B.(butが消える)
*文中でthanがある=必ず対比する分、語句がある。(thanの前にratherがある場合があり惑わされないように。)
*過去の文で主張を見抜く場合、①文頭から明確に過去を表す語句(A hundres years ago)があれば、過去に対して現在は○○であると主張しているので、現在を表す語句を文中から見つけること。
*文頭からWe often・・などで始まる場合は、一般論で「皆は○○だけれども、実際は○○である」という主張している。日本語とよく似た文章の書き方のパターン。
*文中で「this +名詞」は、この語句までの内容のまとめが始まるサイン。「these +名詞」も同じ。
*語彙のバリエーションに惑わされないこと。
I was complimented. This praise was ..........  本来、This compliment made me very happy.とした方がスッキリすると思うが、わざわざ芸をするような書き方の感覚がネイテイブにある。 (単語を言い換え、又は別な表現を使う。)
*「this +名詞」のパターンで形容詞が挟まれている場合は、全体をまとめた表現なので、長文全体の意味が分かりやすい。この場合、挟まれている形容詞が難しくで分からない単語であっても、名詞さえわかれば文全体の意味は理解できる。
*文中のAndは最後のまとめのサイン。一般的にandや butを文頭にもってきて始めることはないですが、文中でいきなりAndが出てきた場合は、「ということで、まとめに入ると。。。」くらいの意味になり、この文以降が書き手の主張している部分になる。
*固有名詞があれば、それは具体例が始まるサインである。この場合、固有名詞の前にfor exampleがあると思えば理解しやすい。
*ごく稀に副詞句の働きをする名詞句があるので要注意!一般的な文で、I bought the DVD yesterday. は、yesterdayは名詞ですが、副詞としての働きをしている。
The first day of April is the day we remark we are (fool) the other 364 days of the year.は名詞句の「the other 364 days of the year」が副詞句の働きになっていて、訳は「4月1日は、その残りの364日、私たちが何者であるかを思い出す日なのだ。」この本に載っているこの例文自体もfoolが省略されているのでわかりにくいが、もしこのfoolが隠されていることに気が付かなかったら、we remark we are the other 364 days......を通して訳してしまうので、「×私たちがその年の残りの364日であることを思い出す。」のように意味が通らないことになってしまいます。
*英文に知らない単語があって全体の意味をとるのに時間がかかる場合は、固有名詞を見つけて、その付近も含めて読んで、それを基に全体の理解へ利用すること。
*Ifの意外な使い方として、ifが文中に出てきたら、その文から具体例が始まるサインである。このifの前段には、書き手が主張している文が必ずあり、主張したあとにifを使って「例えばもしこういう状況になったとしたら。。」とさらに主張の強化または裏付けをしている。
*稀にif以下に主張と真逆の内容の具体例が書かれている文があるが、とにかくifから始まる文は、「前の文の内容をより詳しく言っているだけ。」と発想すること。
*文頭にnotなどの否定語がある場合が、その文は「倒置」文になっている。notであれば分かりやすいが、Onlyのように否定のニュアンスが強い単語の場合もあるので注意。
Only then do they think they know him. 語順に注意。あえて普通の語順とは異なる形にしてインパクトを与えている。
*文中でA+名詞があれば、これ以降、具体例が始まるサインである。一般的に誰しも知っているような例をだして主張を強化する。ここを素早く見つけて先に読めば、全体をすばやく理解することができる。
*「言い換え」に気づくこと!ネイテイブは主張を強くするために同じ形の文を繰り返す。但し、まったく同じ単語、文は使わない。別の単語、言い回し、表現で「言い換える」➡ 構文反復
........ he must make on-the-spot decisions.   He must make up his mind right now.のように。次のようのかなり崩れる場合もある。
It can be lost, for example, by contract with water when food is washed or boiled.  It may be destroyed by heat during cooking as well.
文の表現を変えているが、結局は同じ内容を繰り返し(構文反復)て主張を強化しているだけ。
*重要な点は、「点」でつかめ! つまり、文中で「重要である」と表現している単語、語句をしっかり見つけること!例えば、「重要である」を意味する単語は、important,
significant,fundamental, critical, primary, principal, vital, essentialなど。これらがある文は、書き手の主張が述べられている場合が多い。
*comparableの単語に注意!この単語のあとは、比喩が始まるサインである。ここを先に読むと主張の意味を理解しやすくなる。但し、あくまでも比喩なので、主張を例を出してサポート又は強化してるだけなので、少し意識して読む程度にして、文全体の本筋を見失わないように。
*文中の「?」に注意!これは書き手の投げかけの疑問で、言いたいことを主張している内容であることが多い。文全体の「テーマ」を表している。先に読めば書き手が主張する全体の「テーマ」を理解しやすい。


その他、例文でおもしろいと感じたのは、
Hillary Clinton got closer than any American woman to the nation's job, but....の例文で、イデオム get close to (~へ近づく)が比較級になったので、比較級構文でよく使われるthanがcloserのすぐ後ろにきています。こちらの方が文としての体裁も良く、読みやすいリズムになっていますが、本来、文法的に書くとするならばHillary Clinton got closer to the nation's job than any American woman , but....で、than any American womanがcloserと toの間に挿入された形となっています。closerと thanの結びつきが強いので、目の錯覚で前から一気にHillary Clinton got closer than any American womanまで訳してしまうと、つまり、挿入に気づかないと、少し意味が違ってきます。