kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「世界の英語を歩く (集英社新書)」

この本も図書館で借りました。国別にコンパクトにまとめてりく詳しく解説しています。内容もやさしい「読み物」です。これは週刊ST(旧 The Student Times)の連載を元に作られた本だそうです。この本の内容としては、主にアジアの国々で第2言語として使われている英語を実例とともに紹介しています。これらの英語はイギリスやアメリカの英語と違っているけれども、自国の個性を積極的に主張しているためであり英語をイギリスやアメリカと全く同じにする必要はなく違っていた方が良いという著者の考えです。
完全にネイティブと同じ英語を使えるようになる必要はない、という著者の主張が強く解説されています。全体的にこの本がの全体「反ネイティブ英語」の感じになっています。このあたりは個人の考えなので成否論なので仕方なのかもしれませんが、一方で矛盾を感じる部分もあります。それは、色々な国の人が自分なりの個性を主張した英語を使うことで文化的な違いによる誤解が生じるから注意しよう、日本的な「察しの文化」はなるべく持ち込まないように、と著者が述べている部分もあり、一貫性がないと感じる部分があります。連載をまとめている本なので、出来上がったといき一度、本全体の内容の主旨が矛盾していないかチェックされたほうがいいと思います。
本書では、アジア各国で使われている英語の特徴を詳しく解説しているので、シンガポールやマレーシア、フィリピンに仕事で滞在になる方にとっては予め知識として読む価値は大いにあると思います。また、アフリカへは英語圏だけでなくフランス語圏へも何度も仕事で出張したことがありますが、この本でもアフリカの英語圏における解説を著者がしています。しかしなが自分には少し違うなあと感じる部分がいくつかあります。