kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「日本人の英語表現」

この本も図書館から借りてきました。この本179ページの中で敬語表現を60ページも使って詳しく解説しています。おそらく日本人の妻をもつ著者が日本での生活を通して日本人の丁寧語、尊敬語、謙譲語など細かいニュアンスを知り、その半面、学生が丁寧な依頼の英文がよく間違って理解している事を痛感されたのだと思います。
この60ページも割いて解説している「ていねいな表現」は、とても勉強になります。品格のあるイギリス英語でそれを使っての丁寧な表現なので日本人の細かいニュアンスときっちり合う英単語、英語表現を使って解説しています。相手のものを依頼する場合、その丁寧さは、
当然ながら、自分がお金を払ってレストランで食事中に、水を依頼するのと、仕方なく相手に悪いなあと思いながらお金を借りる場合とは
大きく頼み方が異なります。著者は、お金を借りる場合の例文として、


Would you mind lemding me 10,000yen?これは、ていねいさとしては不十分で、


最終的に 、I would be very grateful if you could possibly lend me 10,000yen.が最も良いと結論付けています。


イギリス人の知り合いが沢山いますが、書き言葉でもあんまりこんな言い方や書きかたは今はしないよと言ってました。


それと、英語に限ったことではないですが、言葉を発して相手に依頼するとき、声のトーンや顔の表情が最も重要です。単語の使い方ではなく態度です。また、アメリカ英語ではていねいな依頼文、表現でも今はこれは使わないと思うところもこの本には多々あります


著者はこの本ではライテイング関係で日本の学生がよく間違う例をベースに解説しているのだと思います。また、この本は翻訳されているのである程度は仕方ないですが、解説で言葉足らずの部分もあります。著者の原文はそうはなってないだろうとは思いますが。。。


この本で、ていねいな表現の章は知識としては役に立ちますが、これ以外の章は他の参考書にある内容とほほ同じです。