kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「CD-ROM付き 英文ビジネスレター実用フォーマットと例文集」

これは図書館で借りた本ではなく、かなり前に買って、結局あまり使わなかった本です。当時、これを買った理由は、”CD-ROM付き”が目に入り、例文をコピー&ペースト出来れば楽かもしれないと思ったからです。


1)内容について


様々な場面を想定して例文が大量に載っているのでいい本だとは思います。ただ、よく考えてみると自分に限って言えば会社で海外の取引先とはレターではなく、すべてEメールなのでこの本に載っている形式的なレター用の英文とは違います。この本の例文は、相手の会社へ自社のレターヘッドをつかってタイプライターで打って国際郵便で出すイメージだと思います。会社で秘書の業務をしている方が社長から「○○○という内容で令状を出しておいて。」って頼まれたとき、この本は様々な場面に合わせて多くの文例、レターの形式(ブロック型やモディファイ型など)まで載っているので役に立つと思います。


2)例文について


さて、肝心の英文についてですが、日本人が使う日本語の一般的なビジネスレターをベースにそれを英訳したような感じです。ある程度経験した人がこの本を参考にするのは問題ないと思いますが、経験のない人が例文をそのまま丸写しで使うと相手が企業ならトラブルが起こると思います。英文は当然ながらビジネス用なので固い表現になっていますが、中には口語で使うような言い回しや同じ立場の人、友達レベルでのメールくらいのニュアンスの例文もあり、よく調べてからこの例文を使った方がいいと思います。この本は「確実に言いたいことが伝わる」というだけあって、英語の例文はさすがに言いたいことが書かれており、問題はないのですが、相手の納期遅延の場合などの例文表現をそのままコピーして使用するとケンカを売っている文になって相手を確実に憤慨させ、交渉が長引いてしまいます。相手が外国人だから明確な英文を使わないと通じないし、ビジネスでは正確に伝えないと意味がありません。これは相手が日本の企業であっても同じことです。しかしながら、相手に対してコンプレインしたい場合であっても社会人として常識の範囲での英文表現を使う必要があります。自分も昔、この本に載っているような直接的な英文を使っていて、上司から「伝わればいいってもんじゃないよ!」と叱られた経験があります。


3)使い方について


この本の英語の例文はあくまでもベースとして、自分なりに形容詞、副詞を駆使して状況に応じて英文を作り変えてレターを出した方がいいと思います。もし会社で上司がいる方なら出す前にチェックしてもらうのがいいでしょう。


あと個人的な感想ですが、この本には葬儀出席の御礼状の例文まであります。自社の葬儀に出席したくれた相手の外国人に対する御礼状の例文です。こんな例文を使うこと、めったにないだろうと思いますが。。。。必要なことが起こったら役にたつと思います。


また、「著作権があることを宣言し、侵害の事実を否定する」内容の英文があり、このあたりの例文は大いに役立ちました。


付属のCDを使うことはなかったと思います。今では、この本に載っているような内容は、ネットで入手できるレベルです。