kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「英単語連想記憶術」について




この本がネットで今でも入手できることが分かりました。ほんと懐かしい。もしやと思い、地元のブックオフに行ってみると110円だったので買いました。受験生の頃を思い出します。高校1年生の夏頃、先輩から「受験勉強は早ければ早いほうがいいよ。」と言われ、そのときこの「英単語連想記憶術」を教えてもらったのです。内容を見て直ぐに感じたのは、「よくここまで語呂合わせを考えることができるものなんだなあ。中にはかなり強引なものもあるなあ。」と。それと同時に素朴な疑問として「この語呂合わせで覚えたら、正確な発音に影響するのでは?」とちょっと心配になったのを覚えています。とにかく、当時、この本で単語を1つ1つ覚えだすとほんと楽しい。さすがに頭に入る。それは、イラストが強烈だからです。なんか変なものもあって、かえってそれが強く記憶に残ってるのです。今でも覚えているものがたくさんあります。その中で、lamentable (発音:ラメンダボゥに近い。意味:悲しい。)これを、「ラーメン食べる悲しい学生。」っていうのがありました。おそらく一生忘れないと思います。但し、数十年、英語を使った仕事をしてましたが、この単語を使ったことはないです。(miserableの方はよく使うのでが。。。)


当時の自分の勉強の仕方として、この単語と語呂合わせの部分だけをノート(当時は、ルーズリーフだったと思います。)に書き写して、完璧に覚えたものをペンで消して、残った単語を集中的に覚えて行きました。覚える際は、要らなくなった紙に何回もこの語呂合わせを唱えながら書いて記憶しました。これを使って受験勉強をしていた当時、本来の発音はまったく無視してましたので、発音記号は見てなかったです。何回もこの語呂合わせを唱えながら書く作業を1ヶ月くらい毎日繰り返し、この本の6割くらいを覚えたかなあと思った後、なかなか覚えられないページだけをカッターナイフで切って、それらをホッチキスでまとめたものを毎日、カバンに入れて持ち歩き、通学の途中で何回も読んで覚えました。
ちょうど自分が学生だった時期、世間では「受験英語は意味がない。英語は話せないと意味がない。」とか「使える英語」などTVや本でとよく耳にしました。大学生のとき米国人の友人にこの本を見せたことだあります。"These words are academic, however, not so practical.... " ようなことを言われた記憶があります。その後はこの本もどこかへ失くしてしまって見ることはありませんでした。ところが会社へ入って、海外との取引や、議事録を作成したり、競合他社の英文の商品カタログなどを読んだりすると、過去に覚えたあの連想記憶術に載っていた単語が使われていました。最初の仕事は話すことより書いたり読んだりすることがメインだったのでそのよう感じたかもしれませんが。。それから数年たって様々な企業でTOEIC試験が重要視され、自分もTOEICを強制的に受けることになり、この連想記憶術で覚えた単語が役立ちました。今思えば、この本の特に第1集は、簡単な単語ばかりではないですが、殆どがよく使われる単語です。英語を使う仕事なら絶対に覚えておくべき単語だと思います。この本が今も販売されているようですが、内容が今の大学受験対策に合うかどうかはわかりません。この語呂合わせの単語の覚え方は間違った発音で記憶してしまう危険がありますので、全面的にこの本を薦めることはできません。懐かしいと思って買ってきただけです。


また、たしかこの本には英熟語の連想記憶術もあったと記憶しています。自分は英熟語は別な方法で覚えてましたが、もしまだ販売してあれば入手しようと思います。




単語 :  insight (洞察力)


イラストが大きいのも特徴で、なつかしい。現在では「あいつはインサイトがないからなあ。」などカタカナ英語で使ったりしますが、insight (インサイト:洞察力)を覚えるのに、「言いんさい」って。。(笑)かなり強引なごろ合わせです。
実際の会話では、最後のtはほとんど聞こえないのでその意味では本物の英語に近いのか。。
ところで、このイラスト、浮気かなんかで旦那が嫁さんに叱られている姿ですよ。で、この旦那は嫁さんに対してすごい「洞察力」って
思ってるのです。カッターシャツに口紅ついてりゃ、洞察力も何もないと思いますが。。しかも、横で息子がこの様子を指さしている。。。この当時、高校1年生のときでしたが、浮気はヤバイと、そっちのほうが今でも強く記憶に残っていいます。(笑)




単語 : patriot (愛国者)


「鳩利用と」= patriot (愛国者)ってかなり無理あります。というかこれ違うでしょ。発音は「ペイトリイオット」に近いのでは?
それと、今の時代の愛国者って鳩利用しないし平和主義ではない。むしろ危険人物。また、今はカタカナでパトリオットミサイルとかニュースでも耳にしたいするほどになったから連想で覚える単語ほどではないけど、今でもこの語呂合わせ、記憶に残っています。






単語  :reinforce (補強する)



「れんほする」って漢字と言葉の意味、難し過ぎる。自分はこの本と出合う前に、reinforce の単語を既に覚えていたので、この難解な連想を使わなくて済んだ。どうもこの本には、語呂合わせに強烈に難しい漢字をあてている場合があるので、英語の前に国語をよーく勉強する必要があります。




単語  : algebra  (代数)



これには自分は助かりました。当時、どうしてもこの単語が覚えられなかったのです。でも、このイラストがなんとなく頭の片隅に残っているのです。ただ、代数って英語で何?って聞かれたら今でも即答はできないかもしれません。この語呂合わせは、中途半端です。それは、「主(あるじ)ブラブラ・・・」の「主ブラ」までがalgebraだからです。また、このイラストでは、散髪屋?の店主が散発をほっておいて、ブラブラ歩きながら代数学を本を読む。。。。散髪屋と代数となんの関連性があるのだろう?とイラストから余計な想像をしていまいます。とにかく、深く考えてはならない。お経のように、「主(あるじ)ブラブラ代数をとく」を何百回と唱える。そうすると、いつかアルジブラは代数学。と覚えられるはずです。



単語 : timid (臆病な)


この本は主に受験する学生用です。このイラスト、ヤバイです。今の時代ならおそらくアウトでしょう(笑)
timid の意味は「臆病な」です。これを連想させるのに、もっと他の語呂合わせはないものでしょうか? 当時の自分には、このイラストの印象が強烈で、timidの意味って「血みどろな、血で染まる」だったかな?と間違って覚えてしまったくらいです。このイラストは今でも頭の中に残っています。。。




単語 : sword  (武力)


これ、短すぎて連想記憶ではないと思う。しかも、騒動(そうどう)の「そうど」までだ。だからアンダーラインも「動(どう)」の下まで、完全には引いてない。これで覚えなくても今は、sword (ソード:刀)はアクションゲームでよく使うので子供のほうがよく知ってる単語。



単語 : abandon  (捨てる)


これは笑った。連想記憶術の中で好きな1つ。例文として載っている、Abandon low for art.(法律をやめて美術をやれ)って、これ文法的に間違いないのかな?
もうちょっとましな abandon を使った応用文が欲しいところ。
同義語で載っているrelinquish はTOEICでよく出た単語だったと思う。覚えたほうがいい単語。もちろん、forsake, desertも「捨てる、やめる」の意味でよく使われる単語です。
この連想記憶術の本に載っている、慣用句、派生語、類義語は大学受験用だけでなく覚えるべき単語ばかりです。



単語 :  barbarous  (残忍な)


「婆バラスとは残忍な、野蛮な」のイラストは強烈!斧で婆さんを。。。やってしまっている。あまりにもすごいイラストなので、barbarian (野蛮人)も同時に記憶することができました。今でもこの単語は覚えていますが、一度もこの単語を使ったことはないです。


この「英単語連想記憶術」は強烈なイラストで印象つけて記憶してく方法なのだろうと思います。ただ、載っている単語のすべてにイラストがあるわけではありません。例えば、
barn(納屋) 【晩、納屋でね!】は、個人的にはイラストが欲しいところです。。(笑)


この本は、英単語を連想記憶するための語呂合わせなので、英語学習で重要な「発音」については、この本ではなくヒアリング専門書などで正しい「発音」を学習し直す必要があります。