kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「徹底攻略TOEIC単語・熟語編」

これは図書館で借りた本ではなく、20年くらい前か、TOEICを受けたことがなかったとき購入した本です。この本は「単語・熟語編」ですが、「文法編」もあって、その本も当時一緒に購入しました。


この「単語・熟語編」は、基本単語と必須単、熟語を出題傾向に基づいて分類し、必修パターン+100問の実力テスト練習問題、様々な分野の単語(社会一般、事件、医学、福祉関係など)、接頭語、接尾語に至るまで載っていて、まるで”辞書”のような本です。
ただ、「徹底攻略 TOEIC 文法編」と同様にTOEIC試験のイデオム問題特有の解き方、コツについての解説は載ってないです。また、この本には、誤字や脱字は目立ちます。例文で明らかにnotが抜けているなあとか初心者でもわかる間違いがありました。


現在は英語学習に関する様々な書籍や講座、または個人の動画配信などがあります。TOEIC900点以上から満点の人が単語の覚え方を紹介しています。まず最初にとりかかることは、英単語の参考書(単語帳)を1ページ目から最後のページまでじっくり時間をかけて覚えていくのではなく、50%くらいしか覚えられなくても、どんどスピードを上げてとにかくその1冊を最後まで終えた形にする。そして、また2回目から同じことを繰り返す。2回目からは1回目よりほんの少しこまめに見る形で進めていく。時間を少し多めにかけても1回に確認した既に知っている単語や頭に入っている単語は時間をかける必要がないので、2回目以降はスピードが上がってくるので、その作業を何百回もしていくうちに自然と載っている本の単語をすべてを覚えていくという方法です。この方法は、英語学習に限らず、一般的に誰もがする方法です。しかしながら、この本、「単語・熟語編」のボリュームにおいてはさっと見るだけでも2,3日はかかります。相当な量です。これだけの量を完璧に暗記したらTOEICのスコアがアップして当然です。この本「単語・熟語編」は、TOEICのイデオム問題の出題パターンについても考えれるパターンはすべて網羅していると思います。



この本を買ってしまったら、あとはもうするしかない!と悟りをひらいてしまうほどの量です。自分は100回以上は読んで、練習問題も100以上やりました。普通の人なら100回もしなくていいと思います。実際、自分の場合も50回を過ぎた頃から、書いてあることや練習問題自体も自然と暗記というより覚えてしまいます。自分はTOEIC関係の参考書はこの本と文法編だけしか持ってなかったので、こればっかり使って勉強していましたので100回するのにかかったのは2ケ月くらいでした。また、実際にTOEICを何回か受けたりすると、この本に載ってい単語はどうやらTOEIC向けではないなあとわかるようになりました。それと、現在の新TOEIC方式にはこの本、「単語・熟語編」は合致しないと思います。


TOEIC試験で単語・熟語の空所補充問題が必ず出題されました。で、この本を100回以上やっているうちに、自分なりに分かってきたことがありました。ご存じの通りTOEICは時間の戦いです。空所補充問題には大きく2つのパターンがあって、


①全訳不要パターン:その出題問題のセンテンスを全部読む(頭で訳す)のでなく、空所とその前後の単語だけを見て空所に選択する単語を4択から選ぶ。これは、当時、10秒以内でやらないと後の問題を解答する時間配分に大きく影響します。


②全訳必要パターン:その出題のセンテンスをすばやく全部読んで頭で訳す。そしてセンテンス全体の意味、ニュアンスをつかんで、空所に選択する単語を4択から選ぶ。これはどんなに時間をかけても25秒以内。


こんな感じで自分がこの本で勉強を続けながらTOEIC試験を経験していくうちに分かってきたことです。今は本当に便利になって、こんなことが簡単にネットで見ることができます。高得点のコツなんかもゲームでの攻略本のようにネットですぐ入手できます。


この本は常に出題パターンを解いて、その解答と解説を学んでいく形式で、練習問題も豊富です。1つおもしろいところがあって、事件・犯罪に関する用語の練習問題で、(A)から(D)に合うものを(a)から(d)の中から選ぶ問題です。


(12)(A) 覚せい剤 (B)ヘロイン (C)コカイン  (D)マリファナ
(a)stimulant (b)heroin (c)marijuana (d)cocaine


4択です。TOEICのパターンによく似ています。ただ、こんな単語、TOEICの試験で使われるのかな?との疑問もありますが。。。


この本には、このような「(A)から(D)に合うものを(a)から(d)の中から選ぶ」パターンの練習問題がすごい量で何ページにも続きます。


さて、おもしろいのは、次です。「(A)から(B)に合うものを(a)から(b)の中から選ぶ」のです。2択です。
こんな2択の練習問題、何の意味あるのかな?


(12) (A)賠償 (B)罰金
(a)fine (b)compensation



この本、「単語・熟語編」には、こんな出題形式のセンスを疑いたくなるもの、つっこみたくものが満載です。
今、販売されているこの本の新版(CD付)はこんなことはないとは思いますが。。。もし、古本屋などで、この本を購入したら面倒でも1つ1つの単語大きな辞書、又はネットで意味を確認したほうがいいと思います。(この1996年度版は間違い、脱字がかなり多かったため。)ちなみに、自分の近所の古本屋でこの本は100円(税込み)で売ってました。


自分は、当時、この本だけで単語の勉強をしていたので、この本に載っている単語は9割以上覚えたので、たしかに単語力はアップしました。しかしながら、今はもっといい本と効率的な学習方法が他にあると思います。