kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「英文法解説」


この英文法の本は今でもロングセラーらしいです。初版は1991年発行のようです。これは図書館で借りた本ではなく、かなり前に自分で買った本です。英文法を復習するとき文法の辞書のように使っていました。詳細な説明が特徴です。「関係副詞のthatは常に省略可能」と解説している部分で、ごくたまに例外があって、その例外中の例外も載せて解説しているところです。


下記の例文の場合、この関係副詞のthatは省略することは出来ない。というもの。


There's not a day goes by (that) I don't argue over what's fair and unfair with my kids.


(和訳: 何が公平で何が不公平かについて子供たちと議論しない日は1日もありません。)


文の構造としては、


There is not a day that (or which) goes by. この文中のa dayに対して、どんな a day なのかを説明しているのが、
I don't argue over what's fair and unfair with my kids.の文である。


つまり、a day をこのI don't ~my kids.の文が修飾しているので、通常なら


There is not a day that I don't argue over what's fair and unfair with my kids goes by.
となるが、これでは、1つの文が長すぎてgoes by が文末に来て文全体の意味を取り難い。


そのため、goes byをa dayの直後にもってきている。こうすると、分かりやすいすっきりした文になっている。で、関係副詞のthatは通常は省略可能だけれども上記の文のような
場合は、このthatは省略出来ない例外のパターンとして、この本では解説しています。


助動詞の解説のところでは、cabについて、[ canは古期英語の動詞 cunnan ( = know) から変化した語。今日でも He can speak English. を He knows how to speak English. と考えれば、can の本来の意味が感じ取られる。また、あることの know-how を知っていれば、そのことができるということから「能力・可能」の意味が生じたものと考えれる。] など、古期英語に関しても解説されていて、この本は文法の辞書として有効に使えると思います。今でも英文法で疑問が起こったらこの本を見ることがあります。