kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「タックス・ヘイブン 逃げていく税金」

この本も図書館で借りました。


この本の著者は、東大在学中に司法試験に合格し大蔵省に入省、主計や主税の分野で従事し、警察庁へも出向し岐阜県警の本部長をし、退官後は弁護士をされているエリートです。本の内容もエリート系の難しい書き方かと想像しましたが、実際はとてもやさしく分かりやすい文章です。タックス・ヘイブンと聞くと、カリブ海の小さな島国などの小さな国やか地域を思い浮かべますが、実はアメリカやイギリスのような大国がその役割をしていることを書いています。






【タックス・ヘイヴン】

税制上の優遇措置を、域外の企業に対して戦略的に設けている国または地域のことである。 タックス・ヘイヴンを論じOECDなどの国際機関が対応策を取るうえでは、外国企業による税制の利用方法の正当性が主な焦点となるため、一概にタックス・ヘイヴンが悪質というわけではなく、誤解されやすい点である。


【一般的によく知られているタックス・ヘイブンの場所】


代表的な場所としては、イギリス領ケイマン諸島、バージン諸島といったカリブ海の島国が挙げられる。なお、ケイマン諸島の外国資本企業法人税減免システムは、実は宗主国イギリスであるシティ・オブ・ロンドンの課税システムを「そのまま導入した」ことに由来する。
アメリカ合衆国デラウェア州も「租税回避地」として広く知られている。人間の居住者よりも多くの企業(公開・非公開)が存在しており、2016年4月の集計では、人口89万7934人に対し、企業数は94万5326社も存在し「法人税制やLLCの税制から判断すると、世界最悪のタックス・ヘイヴンである」とニューズウィークが指摘している。