kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「教科書に載っていないUSA語録」

英語を完全に習得するのは大変です。でも英単語の意味を知るのは楽しいものです。
「試験に出る英単語」という本が今もなおベストセラーであることを知りました。それに対抗して「試験に出ない英単語」という本あって、それも読みましたが、興味深い内容でした。今回、図書館で借りた本は、「教科書に載っていないUSA語録」です。数年前に出版されている本です。


手に取ってすぐ、スラングがメインの英会話用の本かな?と思いましたが、会話文とはどこにも書いてないです。著者はこの本の前書きで、
「英会話に役立つかも、と思って本書を手に取ってくれた人がいたとしたら、申し訳ない。全然役に立たないどころか、うっかり日常で使うと銃で撃たれかねないようなヒドい言葉も載っています。」と断りを入れてます。


アメリカのメディアや日常生活で見聞きした新しい言葉、流行言葉、印象深い言葉と共に、様々な人やゴシップやスキャンダルや事件にまつわるエッセイを集めたものらしいです。著者はアメリカ在住の方で映画評論家として馴染みの町山智浩さんです。確かに映画でよく耳にするスラングが載っています。この言葉、確かあの映画で聞いたことある!って楽しくなったものが数個ありました。


著者一人の言語体験に基づく解説なので、調査範囲としては狭いとは思います。しかしながら読み物としては楽しいです。なぜか、サラ・ペイリン(アイダホ州生まれの保守派の政治家)がよく出てきます。2から3ページの読みきりになっていて、各所に挿絵もあります。載っている言葉はたっぷりあって400ページを超えています。ただ、この本の表紙のイラストが目立ち過ぎて通勤時にカバーなしで読むのは恥ずかしいかもしれません。


この本に載っている言葉を全部読みますと、性的なもの、差別もの、犯罪ものなど過激な言葉が多く、また面白いものほどその傾向があるので、このブログで具体的に中身を紹介するのはやめておきます。問題なさそうな言葉を紹介しますと、



「Frenemy (友達ぶった敵)」
Friend(友達) と enemy(敵)の合成語です。何かの雑誌でこの言葉を読んだことあります。


「obsolete(時代遅れで使われなくなった) 」
これ単語、ビジネスでもよく使いますよ。メールでも使ってます。


「Sike (なんちゃって)、Like(みたいな~) 、Whatever (何でもいいわ)」
これ、映画でよく耳にしました。どちらかというと自分では映画の中でほとんどが女性が使っていたと思います。また、実際に、自分の仕事の中で、これらの言葉を使い過ぎる人がいて耳障りなことがあります。


「Tiger mother (アジア系の教育ママ)」
確か、エイミー・チェアが書いた教育本(競争に勝つ子に育てるために)からきた言葉だったと思います。そういえば、昔、自分が子供の頃、教育熱心なお母さんのことを”教育ママゴン”って呼ばれてたなあ。


「Chicken Race (度胸だめし)」   
これは、TOEICでも出るのでは? Chicken! (臆病者)だけでもよく使われます。


「Drone (ドローン)」  
この本は、2009年から2012年の週刊文春「言霊USA」の連載の記事がベースとなっているので、当時は「ドローン」という言葉は今ほど有名ではなかったと思います。いまや誰もが知ってる単語です。