kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「親子で学ぶ英語図鑑」 ①

この本も図書館で借りました。
本のタイトルから子供向け?と思いましたが、高度な内容で学生から社会人まで役に立つと思います。内容は下記の4つのパートに分かれています。最初の「1.文法」の部分は、基本的なことが書かれていて子供向けだと思います。英語の文法とは何かを大きく理解できます。すべてのページがカラフルでイラストが多く、大きな文字で見やすい本です。



1.文法


文法の目的/品詞/名詞/複数形/形容詞/比較級と最上級/冠詞/限定詞/代名詞/数と性別/動詞/副詞/単純時制/完了時制と進行時制/分詞/助動詞/不規則動詞/動詞の一致/態と法/句動詞/接続詞/前置詞/間投詞/句/節/文/重文/複文/節の正しい用法/修飾語句の扱い方/誤用しやすい単語/否定語/関係詞節/イディオム、類似表現、比喩表現/口語表現と俗語/直接話法と間接話法


2 句読法


句読法って何?/終止符と省略記号/コンマ/コンマの他の用法/セミコロン/コロン/アポストロフィ/ハイフン/引用符/疑問符/感嘆符/カッコとダッシュ/箇条書き/数、日付、時/その他の句読法/イタリック体


3 スペリング


なぜつづり方を学ぶの?/アルファベット順/母音/子音/音節/形態素/変則的な英語を理解する/語根/接頭辞と接尾辞/文字の硬い音と軟らかい音/ -e、-y で終わる単語/ -tion、-sion、-ssion で終わる単語/ -able、-ible で終わる単語/ -le、-el、-al、-ol で終わる単語/子音字が1つの単語、重なる単語/「c の後を除き、i はe の前」という規則/大文字/黙字/複合語/不規則な単語つづり/同形同音異義語、異形同音異義語、同形異音異義語/紛らわしい単語/その他の紛らわしい単語/略語/イギリス式つづりとアメリカ式つづり/イギリス式つづりとアメリカ式つづり(追加)


4 コミュニケーション技能


効果的なコミュニケーション/適切な単語を選ぶ/関心を引く文を作る/計画立案と情報収集/段落分け/ジャンル、目的、受け手/文章を読んで説明する/レイアウトと表示機能/情報を伝える書き方/新聞記事/手紙とEメール/影響を及ぼす書き方/説明したり助言したりする書き方/分析したり論評したりする書き方/描写する書き方/個人的な体験に基づく書き方/物語の書き方/ウェブ用の書き方/台本の書き方/改作/点検と編集/話し言葉/ディベートとロールプレイ/スピーチ原稿の書き方/プレゼンテーションの技術





「2 句読法」のパートについて


句読法、スペリングについて詳しく説明しています。この本の中で価値のある内容だと思います。句読法におけるハイフンの正しい使い方の解説です。ハイフンを入れる入れないで大きく意味が違います。


big-hair society (巨大髪型の、愛好会)と big hair society(巨大な、髪型愛好会)など。


また、extraordinarily hairy experience のように-lyで終わる副詞を含む複合修飾句は、決してハイフンで結ばない法則なども書かれています。


コンマ、ダッシュ、引用符など例文を添えて説明してあります。自分はセミコロンで間違って、例えば、
Mary was warm; it was pleasant.の場合、warm と;の間に間違ってスペースを入れてしまう事があります。また、コロンとセミコロンの使い分けについても説明されています。



「3 スペリング」のパートについて


自分は、形態素(Morphemes)という言葉を知りませんでした。単語の意味を持つ最小単位のことで、つまり、-ly, un-, 's などのことですが、接頭辞、接尾辞についても詳しく解説されています。


また、「文字の硬い音と柔らかい音」の解説が書かれていて、cやgの文字にどんな文字が続くかによって、その単語が硬い音を持っているか柔らかい音をもっているかが決まる法則を説明しています。この法則を覚えれば、知らない単語を見たとき、どのように発音するのか推測することができます。


他には、「cの後を除き、iはeの前」という150年以上前から通用している規則について書かれています。単語をつづるとき、その単語が、ieだったかな、eiだったかなと迷うことがあります。この規則については、学校で簡単に習ったような気がしますが、この本では詳しく解説しています。


また、規則から外れた不規則なつづりの単語、紛らわしい単語についても歴史背景から詳しく解説しています。
英語が公式のようにすべて規則に合致するれば覚えやいのですが、フランス語、ギリシャ語などの外来語からも影響を受けており規則から外れているものが多くあります。この本は元々、親と子が一緒に楽しく英語を学び直すために編集されたイギリス人のための英語参考書(イギリス人にとっては国語の参考書)なので、イギリス英語とアメリカ英語の発音やスペリングの違いを主に解説している本かと思ってましたが、外来語との比較、古英語のついても解説されています。イギリス人の子供は、こんな高度な内容を学ぶのかと、驚きます。