kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「暴走を始めた中国2億6000万人の現代流民」

 この本も図書館え借りました。2015年9月出版です。内容は、中国経済の大まかな構造、2大基幹産業である不動産開発業と輸出品製造業の構造とその問題点、それらの不動産バブルや株バブル、化学工場爆発事件など30年以上にわたる中国の改革開放路線経済の経緯から2015年まではどうなったかを分かりやすく解説しています。中国に関する本はたくさんありますが、この本特徴は「現代流民」にスポットを当てています。後半の著者による「現代流民」たちの政治行動シュミレーションが著者の予想が大きくは外れてないと思います。ただ、この本の出版時期前にはトランプ氏のことは誰も予想しなかったので、当然ながらこの本でも触れられていないですが、別の意味で流民は増えると予想されます。文章はとてもわかりやすいです。その理由は、「~が~なのは~だからである」と文体がシンプルです。回りくどい表現は一切ないです。著者は日本人ではないので、そのような書き方も出来ないのだと思いますが。。。中国経済の基本構造を知る上では読んで価値のある一冊だと思います。