kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「だれも知らなかったインド人の秘密」

この本も図書館で借りました。「インド」ときいて誰でも思いつくのはヒンズー教、カースト制度、ガンジー、高度なIT能力などですが、この本はもっと深い部分を解説しています。例えば、連邦共和制国家である民主主義なのになぜカースト制度が存在してるのか、IT能力が高い技術者がたくさん生まれる一方、識字率が低いのはなぜかなど。。ITベンチャーの聖地であるアメリカのシリコンバレーでは、テクノロジー業界の新興企業の約15%のCEO(最高経営責任者)がインド出身です。また、インドの教育システムは、初等教育、中等教育、高等教育に分けられており、それぞれ8年、4年、3年制となっています。このうち、初等教育が義務教育で、進学する場合は、まず2年間の中等学校に進む。そこで基準の成績をクリアすれば、さらに2年間の上級中等学校に通うことができるシステムです。そして、世界最高峰の理系大学・インド工科大学(IIT)をはじめとした高等教育機関に入るためには、上級中等学校の卒業時に受ける修了試験で合格、各大学が定める基準に達する必要です。ここだけみると日本大きくは変わらないようですが、実態は、インドでは高等教育に対して国家瀬局的に金を出しますが、初等教育に対してはそれほど熱心ではないために低い識字率とレベルの高いIT技術者が生まてしまう極端な自供になっています。「インドの2011年の国勢調査での識字率は75%となっていますが、これには『名前を言える、書ける』といった程度も含まれています。本当の意味で読み書きができるレベルとなると、5割程度といわれています。この本は原文を翻訳したものですが、読みやすい日本語に訳されています。