kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

雑誌:「TIME」

                           


雑誌「TIME」を読むには英語力が必要なのは当然ですが、それ以前に「一般常識」の知識に加え、「諸外国の政治、歴史、法律など」の知識が必要です。しかも記事のタイトルは、それらの知識を踏まえた上で、比喩的な表現をします。自分は今でもスラスラ読むことができません。唯一、意味がすんなりと理解できるのは、アメリカと日本との外交記事で、しかも太平洋戦争のときの人物や内容が出てきた場合です。狭い範囲です。おそらく、自分が日本の戦時中の歴史に興味があって、本を読んだり映画を観たりしたからだと思います。TIMEを読み始めた頃も、自分が理解しやすいアメリカと日本との戦争当時に関する記事だけ読んでました。それでも、比喩表現や特有の単語や言い回しがあって、すぐには理解できませんでした。


そこで、①TIMEによく出るアメリカと日本との戦争当時の関係人物を「日本語のみ」で詳しく説明した本を買って、学校で習った歴史のおさらいをしました。このとき、概要ではなくできるだけ詳しく載っている本を読みました。(下記写真)


次に、②TIMEによく出るアメリカと日本との戦争当時の関係人物を「日本語と英語」で説明した本を読みました。(下記写真)山本五十六や東條英機はTIMEでは、というかアメリカでは一般的にどういう人物としてとらえられているのか、それを英語でどう表現されているのかを知るためです。このように上記①、②を繰り返し、戦争当時の関係人物を少しずつ増やして読んでいきながら、平行して、TIMEの中で戦争当時に関連する記事を探して見つけて読んでいました。これを続けてやっていると、戦争中の外交関係の記事以外も少しづつではありますが、理解できるようになりました。自分のこのやり方が最良の方法だとは決して思いませんが、自分がよく知っていること、または興味がある記事から読んでいかないと、途中で挫折してしまうと思います。


そもそもTIMEは、直喩や隠喩をして「言葉の遊び」を楽しむようなところがあり、例えば、「Rabels Without a Pause.」のタイトルが書かれている記事があった場合、記事を読む前に、おそらく、どこかの国の地域で、小競り合いか反乱が終わらない=いつまでも続いている記事なんだろうと思い、読んでいくと思います。それで間違いではないのですが、本当は、記事を読む前にこのタイトル、「Rabels Without a Pause.」の英語の文字、4つの単語の並べ方を見た瞬間に、「あっ!ジェームズ・ディーンの昔の映画、【Rebels Without a Cause. 理由なき反抗】だ!」と気がついて、「面白い!Pause とCauseも発音がよく似ている単語をもってきている!」と、英語特有としての面白さを感じ取り、さらに、映画(理由なき反抗)を観た内容から、ここに書かれている記事は、鎮圧してもひつこく何回も反乱や小競り合いが発生する地域のことが書かれているのだろうと、タイトルから想像して記事を読み始めなければなりません。このあたりがTIMEの面白さですが、ここまでには、英語以外に相当な知識が必要なのです。だから自分が得意とする分野から読まないと挫折してしまうのです。




① → ② → TIME誌 ← 参考書③


これと並行して、「TIMEの読み方」のような一般的な参考書に載っている、TIME誌の文章特有の「婉曲表現」、「比喩表現」、「もじり表現」、「指示語の中身は何を指してるのか」に注意しながら読んでいきます。




① TIMEによく出るアメリカと日本との戦争当時の関係人物を「日本語のみ」で詳しく説明した本の一部。





② TIMEによく出るアメリカと日本との戦争当時の関係人物を「日本語と英語」で説明した本の一部。



③TIME誌を読むための一般的な参考書
 *TIME誌に特化した懇切丁寧に解説された参考書はないです。読み方のコツ、注意点などポイントが書かれた参考書で充分だと思います。「婉曲表現」、「比喩表現」、「もじり表現」、「指示語の中身は何を指してるのか」の4つがTIME誌の大きなポイントですので、意識をしながら読んでいきます。速読ではなくゆっくりと噛みしめるように読みます。簡単な単語の方が要注意です。まったく別の意味や比喩で使っている場合がありますので。