kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「ハイスコアを獲得するためのTOEIC TEST模擬試験3」

この本はかなり前に買ったものです。TOEIC試験の本で今はもう売ってないと思います。タイトルが「ハイスコアを獲得するための・・・」とある通り、載っている問題はひっかけ問題が多いです。さらっと問いていくと間違います。解説は言葉足らずの部分が多いです。


TOEICの応答問題で、この「相手に肯定の応答を強いる」パターンがあります。要するに「同意」を求めるパターンのですが、選択する(A)から(C)まですべてYesになっています。従って、Yes以下の英文を正確に聴きとって正解を見つける「ヒアリング能力」が必要です。されに加え、選択する(A)から(C)までには、応答としてまったく関係ない応え方、文法はおかしくないけれども場違いな応え方を1つ含めます。これは英語の「ヒアリング能力」とは別に「常識力」が必要です。ここは英語力とは関係なく人によって様々なので簡単なようで難しいポイントです。


例えば、この本にもこの例題は載っていますが、詳しくは解説されていません。


Don't you agree that Tom has all the necessary experience for this position?


(A) Yes, I think he will.
(B) Yes, he found them in the drawer.
(C) Yes, but not the education.


この「相手に肯定の応答を強いる」パターンのコツは、極端に言えば、Don't you agree thatを聴き落としても大丈夫なのです。Tom has all the necessary experience for this position?だけを聞けて、もっといえば、hasと experienceと最後の上がり調子「?」の音のニュアンスされて、掴んでいればいいのです。全部聴いて、記憶しようとすると重要なポイントを聴き落としてしまいます。


(A) Yes, I think he will.はかなり「ひっかけ」出題です。文を目で見たら間違うはずはありません。 Tomがexperienceがあるかないか、事実があるかどうか、2つに1つを尋ねているのです。彼が今から、何かをしようとすること、Yes, he will. (動詞が省略)、これからの彼の動作、つまり未来を聴いてきるのではなく、「現在の事実」があるかないか、2つに1つを尋ねているのです。ただし、willに「意思」の名詞的意味を知ってる人は、聞き間違えて、「彼はやろうとする意思はあるよ。」も正解に近く聞こえます。ここがTOEICのひっかっけパターンです。意図的に文が短い「Yes, I think he will.」のは要注意です。単語が少ない分、1の単語でも聴き落としたら正解は無理です。


(B)Yes, he found them in the drawer.が、「常識力」を働かすパターンです。 Tomがexperienceがあるかないか、事実があるかどうか、2つに1つを尋ねているので、彼がそれらを見つけました。foundは、この応答としてはおかしい、変だと気がつかなければなりません。もし、このfoundを聴き落としても、drawer(引き出し)は絶対におかしいと気がつかなければなりません。ただ、ここは単語力もあって、もしdrawerの意味を知らなかったら、ひっかかってしまうかもしれません。ただ、TOEICではdrawer(引き出し)は会社内での会話でよく出てくるのです。「あの書類はどこですか?」「それはdarwerの中にあります。」のように。聞きなれている単語をよく聴きとってしまって、これが正解かな?と思ってしまう可能性もあります。(B)は常識力を働かすポイントが2つあるわけです。
最後に、(C)が正解ですが、条件付きで同意の応答です。最初のYesを聴き落としてしまうと、おそらくひっかかってしまうと思います。TOEICではすんなりと、普通に応答するパターンの方が少ないです。


この本では、全体的にスムーズに聞かないパターンの例文をあつめてますので学習すればスコアアップにつながると思いますが、解説が粗いと思います。




これは、説明文問題(長文問題)ですが、典型的なTOEICの出題パターンで、「文を1語で言い換える」パターンがあります。


この171の設問に答えるには、先に問題から読んでから説明文を読むのは常識ですが、設問中にある単語、Montecito と説明文の最初のMontecitoが同じであること、設問の(B) residential communityが、説明文の最初のMontecito以下のresidential area .... と同じであることに気がつく必要があります。要するには、設問は、「この説明文は何について書かれているの?」と尋ねているので、第一パラグラフを短く単語でまとめたもの、「言い換えたもの」を(A)から(D)の中から見つけ出すのです。この設問の場合は、たまたま、同じ単語、residentialだったので見つけやすいですが、普通、TOEICで同じ単語が使われていた場合は、それはひっかけで、正解ではないことが多いのも事実です。「この説明文は何について書かれているの?」と尋ねている主旨は、この説明文を「短い単語で完結に表表したらどれですか?」 つまり、「要約したらどれになるの?」です。書いてある長文を出来るだけ少ない単語でまとめる能力を問いているのです。結局、これは単語力が左右するのです。単語力ないと、(A)から(D)の中から、絶対間違いだと思うものを消して、最後に残ったものを正解としてマークシートに記入する方法となり、時間がかかってしまいます。


ただ、1つのコツとして、設問に固有名詞が使われていた場合、説明文の中で、その固有名詞と同じ行に目を向けて、その周辺を読む方法もあります。従って説明文を読むときに、固有名詞にエンピツで下線を引きながら読んだ方はいいです。これは、設問がその固有名詞のことに限って尋ねているのか、または、説明文全体について総合的に尋ねているのかを間違えを防止するためです。TOEICの説明文の設問は、細かいコアな部分をきくパターンと全体をきくパターンを交互に混ぜてきます。学校の例でいえば、教室の中のA君について聞いているのか、教室の全員について聞いている質問なのかを意識しながら設問にあたっていく必要があります。