kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「TOEICテスト実践パック2」

これはかなり前に買ったTOEIC対策用の本です。解説は粗いです。ある程度、TOEICのスコアがある人はこの解説でもいいかもしれませんが、初めて受ける人にはお勧めは出来ない本です。実際、この本は古いので売ってないと思いますが。。


写真問題で、「男性が消火栓の設備にペンキを塗っている写真」があります。
(A) The man is kneeling in paint.
(B) The man is nearly fainting.
(C) The man is painting a buildng fixture.
(D) The man is mixing paint  in the building.


正解は(c)ですが、この本では「(B)はfaintが、(D)にはmixが動詞として使われているのですぐ間違いだと分かる。」と解説しています。これは、(A)から(D)までを1回で聴いてどの単語も落とさないで記憶に留めておける人か、(A)から(D)までの書かれた英文を見た後、解説できる内容なのです。TOEICの写真問題で具体的にどの部分を見るのか、どの部分に注意して聞くのかが書かれてないのです。TOEICは、あえて嫌な言い方をすると、「ひっかけ試験」だと自分は思っています。TOOEICの出題者がどのようなひっかけのパターンを出すのか、それを理解して、どれが正解なのかを分析することが必要です。それがスコアアップになると思います。


例えば、写真問題で写っている人物が一人だけで何か作業をやっているところ、またはこれかやまさにしようとしているところのパターンがあります。この場合は、その人物が持っているもの、または、手の先にあるものを集中して見ます。これを説明分が流れる前にすぐ見て、見ながら聴きます。このとき注意するのは、出題側のひっかけパターンとして、写真を見て誰でも頭に浮かぶ、簡単な単語、例えば、上記写真問題では、ペンキ、(
paint)です。このpaintだけが出てくる英文は不正解です。ひっかけ問題です。人の心理として知ってる単語と写真に乗っている事実と結び付けて、正解と思ってしますのです。でも必ず4択の(A)~(D)の内で、同じようにpaintを使った英文が出てきます。ここで、あれ?どっちが正解?ってひっかかってしますのです。さらに畳みかけるように、このひっかけパターンにもう1つ重ねて、つまり2重でひっけます。だいたい、自分の経験からですが、TOEICはヒアリング問題だけでなく、どの問題も基本的に「2重ひっかけ」だと思うのです。上記の誰でも知っている簡単な単語パターンに加えて、4択の(A)~(D)の中で、さらに、1.発音が似ているパターンと、2.微妙に正解に近いパターンです。これらのひっかけを交互に加えてきます。


例えば、(B) The man is nearly fainting.のfaitingはpaintingとは絶対違います。でも、これは書かれている文字を見るからわかることであって、TOEICで流れてくる(A)~(D)をすべて記憶に留めおく必要があるので、一瞬でもfaintingの「f」を聴き落としてしまうと、The man is nearly painting.(男性は今にもペンキを塗ろうとしている。)になり、これが正解かな?とひっかかってしまうのです。これが、1.発音が似ているパターンです。また、(A) The man is kneeling in paint.は、in を聴き落としてしますと、kneeling (ひざついている)しているのは写真から間違いではないのほとんど正解に近く聴こえてしまいます。通常、inの発音は「弱形」なので、集中しないと聞こえません。聴き落としてしまった、または、聞こえなかった inをwithだったかな?とか何か別の単語だったのかな?と思ってしまうと、おそらく(A)が正解だろうとなって、ひっかかってしまうのです。これが、2.微妙に正解に近いパターンです。


また、1.発音が似ているパターンと、2.微妙に正解に近いパターン。を組み合わせたパターンのひっかけが、(D) The man is mixing paint in the building. です。
これは、目を凝らして写真をよく見なければなりません。特に人物が作業をしている場合は、手先に注意です。写真では消火栓の金具にペンキを塗っているところですが、これは写真をじっくり見るから判断できることであって、人によっては、壁の「WET! PAINT」の方ばかり目が集中してしまっていたら、または、写真を広く全体的に記憶するタイプの人は、ペンキをかき混ぜているように見えるかもしれません。それと、mixing paint のpaitの単語に気をとられて、mixingを聴き落としてしまったら、残りは、in the building.のin が間違いであることに気が付かなければなりません。ただ、theやinは、発音は「弱形」となって、in the で、「イナ」くらいになり聴こえ難い発音です。(D) The man is mixing paint in the building.は上記、1、2を組み合わせたパターンですが、写真とかけ離れた単語を使っていないところがひっかける側の策です。


写真問題で人物が動作しているパターンは、当然ながら文章は、「進行形」になります。この進行形の文章では名詞に動詞にもなる単語を必ず使われます。さらに単語と似通った発音の単語を入れてきます。work,drive,handなどよく出題されます。


正解の(C) The man is painting a buildng fixture.についての説明ですが、その物自体の英単語を使わないで、「総称」した単語を使うのもTOEIC出題のパターンです。実際、この男性が塗っているものは、hydrant(消火栓)のcoupling(金具)の部分です。しかしながら、特定した単語を使わないで、「a buildng fixture(建物の設備)」と、広い意味で総称した表現を使っています。写真問題では、「広く一般的に何と呼ばれるのか」、「それらをまとめて一般的になんと言うのか」の単語がよく使われます。そして、まさにその物を特定している単語が使われている文章は正解ではなく、意図的にひっかけであるパターンが多いです。


この本「TOEICテスト実践パック2」は、解説が不十分だと思います。ただ、特徴は実物とほぼ同じ試験問題が付属されていることです。マークシートもついています。自分はTOEICの試験をまだ2回くらいしか受けたことがない頃、やはり試験が始まる前は緊張するので、気持ちを落ち着かせるためにこの試験問題を持って行って見てました。TOEICは英語力はもちろんですが、時間との闘いなので試験問題のページのめくり方、どの位置に目を置くか、マークシートの置き方など人それぞれ違うので自分に合った方法を見出すには、実物と同じ問題用紙、マークシートを使うことはスコアアップに効果的だと思います。このTOEICの本で良いところはそのくらいだと思います。






特徴は、実物とほぼ同じ試験問題が付属されていることです。マークシートもついています。👇



(注)この本の改訂版が発行されているのかどうか知りませんが、自分が持っている本はかなり古いので、この本は、今のTOEICの出題パターンとは合致しないと思います。