kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「藤原和博[よのなか]教科書 英語 」

この本も図書館で借りました。タイトルは「藤原和博[よのなか]教科書 英語 」と、その下に、「自分語る英語術 遠藤裕美子」となっています。藤原和博さんは、[よのなか]教科書シリーズの有名な著者ですが、この本の著者は遠藤裕美子さんです。
本の内容は、自分を英語で語るので、当然ながら I(アイ)で始まる例文がたくさん載っていますが、自然な英語としては、これほど I(アイ)を使う表現なしないと思います。日本人が英語で日本人に話す特有の英語のようです。文法的な間違いは一切ありませんが、一度、ネイテイブにチェックしてもらえばいいと思います。



この手の本や中学生、高校生のひと昔前の教科書、テキストで多い不具合は下記の通りです。


1.テキストの内容が異常に古い。おそらく1960年から70年代頃の世界をベースに書かれた英文テキスト。
例えば、アフリカのある国名まで明記して、水を汲みに行くのの何時間もかけている、や、日本にきた外国人と会ってとても驚いて挨拶もできず笑うだけの学生とか、英語を学ぶにはとにかく外国に行く事など、今や外国に行かずとも英語に親しもうと思えばネットで友達を作れば一日中だって顔を見て話せるし、どの学校にも海外からの生徒さんも多くなった時代です。たまに教科書に載っている英文を読んで、自分がまだ中学生だった昔の頃の内容と同じでることに驚かされます。


2.文法的な間違い


文法的に間違い。。と言ってしまえば言い過ぎかもしれないが、今はそんな表現は使わない英文が教科書に載っているのがよくあります。要するに、教科書としては不具合品。
もちろん間違いではないが、使うと妙な感しなので笑われる。


3.いかもに日本人が作った英文


文章の論理構成パターンが、先に「結論」や「どうすればよいのか」、次に「実証」や「詳しい説明」ではなくて、最初にだらだらと現状を説明して、問題を提起し、最後に「結論」を持ってくるパターン。文章に余計な文字数が多く、途中で何の主張かわからなくなる。つまり前置きが長すぎる英文。すぐに日本人が作成したとわかる。


例)英語を早く取得する方法について


第1に、まず慣れること、第2に、外国人の友達をつくること、第3に英文法をしっかり勉強すること。。。例えはこんなことを主張する文章の場合、「~するにはどすればよいか」に対して、「~すること」と論文として、対応している。


しかしながら、
第1に、まず君たちは学生である。 第2に、外国に行くこと。第3に。。。。
のように、言いたい事と文章が対応していない。


英語は、How to- (どうやって)と聞かれたら、 First, to make .... , second, to study...
のように、尋ねられている品詞と品詞がきっちり対応している。また、そのように対応している文章はわかりやすい。



4.物議を起こすような難解な文章や単語


英語を学ぶ教科書のテキストとしては、突然、難解な単語というか、様々な解釈や特殊な使用をわざわざ載せているものがある。どうせなら、シンプルな文にしておけばいいのに、英語を深く学んだ人が後で、あれは間違いだったのでは?と思うような用法。
なぜ?the,a なの?とか、もしかして、あれは現在進行形をつかって未来形を表す特殊な用法だったのでは?とか後で疑問が出てくるような文章。もろろん、そのときその場で「実は特殊な用法では。。」と教えてもらっていえば納得や理解するが、それもないので英語を理解すればするほど分からなくなってしまう。もちろんすべて100%ルール通りではなく、例外が多いのも英語の特徴。英語関係の書籍を出版したり、教育に携わっている先生の苦労も想像できます。