kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「日本人なら必ず誤訳する英文 」


図書館で借りましたが、全部読んでみてしまった!という感じです。この本の対象は学校の先生、予備校の講師、翻訳家を目指す人向けでは?と思いました。また、タイトルに必ず誤解す・・・としながら、正確率50%、60%の例文がある。(笑)15%はさすがに間違って訳してましような例文もありましたが。。この本の中で一瞬、ハッと思ったのが、まったく正反対の意味を捉えてしまう例文として下記が載っています。


Upon hearing of the new idea, Fred challenged it.


著者はこの本の中でこのchallenged を多くの人は間違って、「挑戦する」=その案を良いものとしてやってみる。と訳すと説明しています。実際は、この場合は、「異議を唱える」です。それも正解率15%だから100人中15人は正解するのです。(笑)会社に勤めていればわかりますが、new idea 聞いて、すぐやってみましょうって言う人、会社でいますか?(笑)もし会議でそんなことを直観的に発言したら上司に叱られますよ。このnewがなければ、「挑戦する」の翻訳もありえます。15%の正解率ということは15人はおそらくこのnewを見落とさなかったか、文全体のニュアンスを先にとったのだと思います。正解率1%~5%くらいの例文を載せて欲しいところです。


普通、この本のクイズのように、たった1つのセンテンスだけで判断する場面は少ないです。必ず前後のセンテンスがあります。少なくとも会社、ビジネスでは絶対にないです。どちらともとれるような言葉を使うとこっちが不利になってしまうから。(笑)



この本の中でin fact、indeed 「 実際、事実」で訳することは少ないと書いています。つまり、「それどころか」「もっとはっきりいえば」の翻訳が実際にはしっくりくるとの事。、になることは少ない。についても、
この本の中で著者が言うように、究極は英語=英語で理解することが身に付けば、関係ないのである。将来、翻訳課を目指しているなら別ですが。。


それにしてはこの本の例文の訳については、
直訳ばかりです。日本語としてすっきりしない。翻訳家の腕前を見せてほしいところです。当然、紙枚数の都合上か
英文法を理解しやすくする為に直訳してあるかと思いますが。。。またはこの訳の部分は実際には著者でなない?



Experience in language learning have demonstration the useful influence on later memory of having the subject practice reading aloud the material to learned.


正解率15%とのことです。確かにこのhavingを使役動詞と気が付かず、


また、influence


長年、会社で大量の英文メールを読んで時間内に早く処理をさせられてきたからか、



まず、センテンスをさっと見て、languageと readingの単語が目に入ったら、おそらく、英語学習でいう音読の大切さのことだろうと、とっさに全体のニュアンスを先にとってしまいました。で、その心でじっくりセンテンスを見るので大意は間違ってなかったです。ただ、自分としては、havingを使役動詞であることには気が付かなかった。


また、著者いわく、通常ならinfulence on のon が離れるのにof以下が長いためにこんな変な文になっています。
著者はこれを悪文と呼んでいます。翻訳家ともなれば、依頼主に文句言えず悪文も翻訳していかなけらばならない
大変な職業なんだろうと想像します。先にも書きましたが、せっかくなのでこの本でかっこいい訳し方、素晴らしい訳
し方を少し知りたかったです。「ちょっと一息」のコラムで「私はこうして英語を勉強した」には多くのページを割いて
るのですが。。。(笑)


結局、なんか悪い文を引っ張てきて、それをどうだ?間違っただろいう?受験ではこんなひっかけが出るので
長文問題は気をつけろよ!って言われた、と昔の高校の授業を思い出しました。(笑)
誤解を恐れず勝手なことばかり色々書きましたが、この本は読み物としても面白いし、文法書のように、時制、助動詞、比較、仮定法など区分けして解説しているして受験生には買うべき本だと思います。それにしても、最近、脅しのタイトルが増えました感じがします。「それでは通じませんよ」「日本人がよくするミス」「誤訳」「使えない単語」など否定的なタイトルの方が目を引きます。その表現がますます強烈になって、「一生ものの英文法」なんであります。そのうちに、「この単語知らないと死んでしまいます。」「死にたくなかったらこの必須単語1000」みたいな究極本が出てくるのではと想像します。(笑)今回の本の「リベンジ編」も発行されているようです。
何に対するリベンジか?知りたいところです。いつか読んでみようと思います。