kazu4000のブログ / 読書日記

語学系、歴史関係とフェチな本が好きです。
本は図書館から借りてます。常に何か読んでいる活字中毒です。

書籍:「アメリカ口語教本・中級用(最新改訂版)」


まだこれがあったか!と驚きと懐かしさで図書館で借りてきました。調べてみると60年の歴史を持つアメリカ口語の学習書らしいです。
この本のタイトルは”口語”ですが、今や口語を勉強する本はたくさん売っていて、TOEICや動画配信などでの口語を聴くとこの本の付属CD(2枚)の音声、これが口語なの?と疑問を持ちます。自分が生まれる以前からのベストセラーの本といういことで、がまんしてCDを聴きながら本を全部読みましたが、テキストの内容は一般的な内容で特に興味を引くものではなく、CDの方もゆっくりしたスピードで正直なところ眠たくなってきました。昔の人って表現したら大変失礼ですが、当時の英語学習本といえばこんな感じだったのかと想像します。


基礎に英語を学びたい人には適していると思います。ただ、初心者の人がこれが「中級」と信じると実際、英語を使って仕事をし出すとショックを受けるでしょう。ただ、これは自分の考えですが、早ければいいってもんではないと思います。仕事上では自分が相手に話すときはゆっくりと上品に話したほうが印象はいいと思います。もちろん相手が速いスピードでも聞き取れるヒアリング能力は必要ですが。。


付属CD(2枚)について : 本のタイトルの「中級用」を見て入手した人には、この本に付属するCDの音声の速度は遅く感じると思います。しかしながら、1章は確かにゆっくりですが、19章は普通の速度に近くなります。要するに徐々にスピードアップしていきます。リスニングのためだけのCDを求めてるなら、ある程度速いほうが良いとは思いますが、この本は自分が口を動かすこと(自分が頭の中で英文を構成する能力)を優先した本だと思います。だから、このCDの活用はリスニング的な使い方より、シャドウイングやディクテーションの基礎を学ぶ感覚で使うといいと思います。でも正直な気持ち、もう少し早く話せばCD2枚にはならないでしょう。(笑)


練習問題について : この本の各章最後の和文英訳以外の問題に解答付いてないのです。いてないことに憤りを感じた。しかしながら、それは著者のご意向で自分で考える習慣をつけさせるためにあえて答えを載せてないとの事です。現在ではこの点は誰しも違和感を感じると思います。参考として解答例は載せたらいいとは思います。
やはり本のタイトルが、”教本”なのでTOEICや検定試験向けの本とは異なり、面白味のないテキストの内容は中学・高校での教科書を思い出します。学生時代の気持ちに戻って落ち着いてゆっくり英語の学習したいをしたい人向けの”教科書”だと思います。


あとこれは本の内容とは大きく外れる余談ですが、このCD音声は章の切り替え音やBGMも一切ありません。淡々と男性と女性の音声が続きます。さらにこの音声は柔らかくゆっくりで子守歌のようです。MP3に変換して通勤時や夜寝る前に聴いたのですがあっという間に睡眠学習になります。。